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中国の長城汽車、玖龍紙業がGJ州進出を検討中

(インド)

アーメダバード発

2019年10月10日

インド西部グジャラート(GJ)州では、自動車関連の日系企業進出が増加傾向にあるが(2019年6月11日付地域・分析レポート参照)、最近では中国企業によるGJ州進出の動きも活発になっている。中国自動車大手の長城汽車(Great Wall Motors)が約700億ルピー(約1,050億円、1ルピー=約1.5円)を投じて、GJ州最大都市アーメダバード近郊のサナンドII工業団地に工場建設を検討していることが明らかとなった(「タイムズ・オブ・インディア」紙9月25日)。実現すれば、同社にとってインド初進出となる。

グジャラート州産業開発公社(GIDC)のディプティ・マラタ・サナンド地域マネジャーによると、同社はタタやフォード、ボッシュやマキシスなどが入居するサナンドII工業団地や州南部スーラトのGIDC工業団地などを視察したという。GJ州では現在、スポーツ用多目的車(SUV)「ヘクター」の予約が好調な上海汽車集団(SAIC)傘下の、英国系MGモーター・インディアが南部ハロルで操業している。

米中貿易摩擦などの影響で、中国企業のインド進出が増加する可能性

アジア最大の段ボールメーカーである中国の玖龍紙業(Nine Dragons Paper Holdings)もGJ州進出を検討中で、投資規模は6億~6億5,000万ドルに達するとみられる(「タイムズ・オブ・インディア」紙10月3日)。同社インド事業担当のバルーン・ナラン副部長は「米中貿易摩擦が長期化する中、成長著しいインドへの進出を検討する中国企業は増加している」と話している。同社はGJ州に加え、他州での工場建設も視野に入れているという。

このほかにも、中国中小企業協会(CASME)主導で、サナンドII工業団地から西10キロのサチャーナに200エーカー(約80万9,400平方メートル)の中国企業専用工業団地を開発し、自動車関連、電機・電子、テキスタイルや医療関連の中国企業進出を呼び込む計画があり(2019年8月30日付地域・分析レポート参照)、今後もサナンド地域を中心に、GJ州への中国企業の進出が加速する見込みだ。

(丸崎健仁)

(インド)

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