米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の見通し(2026年10月)

2026年10月26日

最終更新日:

米国は2026年7月1日の米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)共同見直しにおいて、「現行の内容のままでの延長には同意しない」と表明した。これによりUSMCAが直ちに失効するわけではないものの、16年間保証されていた安定的な枠組みは、毎年の「共同見直し」による不安定な体制へ移行した。企業にとっては、北米事業の前提となるUSMCAの将来の便益が不透明となり、中長期的な投資・事業戦略の見直しが避けられない状況となっている。
本レポートでは、1989年以降の北米自由貿易の基盤となってきた米加自由貿易協定(CUSFTA)、北米自由貿易協定(NAFTA)の成立経緯を振り返る。その上で、USMCAの締結に至る経緯を整理するとともに、米国が延長同意を見送る意向を表明した背景や利害関係者の立場を概説する。さらに、米国がどのような問題意識で取り組もうとしているのか、今後想定される複数のシナリオとあわせて検討する。

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発行年月:
2026年10月
作成部署:
ジェトロ調査部米州課、ジェトロ・ニューヨーク事務所
総ページ数:
22ページ

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