南アフリカの医療機器市場調査報告書(2021年7月)

2021年07月31日

最終更新日:

本レポートは、南アフリカ医療機器市場に焦点を当てて調査したものである。
医療費総額はGDPの約8%とかなり高い水準にあり、BRICSの3か国(ロシア、インド、中国)を含むいくつかの途上国よりも高い水準にある。特に民間医療セクターにおける一人当たりの年間支出は、約1800ドルと高いことが特徴的である。
近年、高齢化や経済発展に伴い心臓疾患や糖尿病などが主な死因として増加している。新型コロナウィルス蔓延の影響によりデジタルヘルスが進展しつつあり、通院をさける患者のための院外でのモニタリングディバイスなど新たなニーズがうまれている。
医療機器の現地での製造は極僅かで、輸入品が90%以上を占めている。医療機器は、多数の小規模ディストリビューター、大規模卸売業者、国際的サプライヤーの現地法人を通じて販売されているが、市場は細分化されており、適切なパートナー発掘には留意が必要である。   

発行年月:
2021年07月
作成部署:
ジェトロ新興国ビジネス開発課、ジェトロ・ヨハネスブルク事務所
総ページ数:
47ページ

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