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AIスーパークラスター トロント、モントリオール(2018年11月)

2018年12月28日

最終更新日:

カナダ政府は2018年2月、「イノベーション・スーパークラスター・イニシアチブ(Innovation Supercluster Initiative:ISI)」(2017年5月)に基づき5つの「スーパークラスター」を選定した。

カナダの主要テクノロジー都市において、特にトロントとモントリオールは、世界をリードするAI研究の中心地として広く認知されるようになっている(AIだけでなく、トロントは、フィンテック、ライフサイエンス/健康、先端製造・ロボティクス、モントリオールは、先端製造・ロボティクス、ゲーム分野が知られている。)。

カナダにおけるAI産業の基盤は、「AI冬の時代」にも政府が長期にわたりニューラルネットワーク研究を支援し続けたことで誕生したAIパイオニアを中心に形成され、国内、特にモントリオール、トロント、ウォータールー、エドモントンにはディープラーニング等のAI研究を発展させてきた大学や研究機関があり、優れたAI研究者が集まっている。こうしたAI人材を求めて、近年、数多くの大手テクノロジー企業がカナダの主要AI都市にAIの研究開発拠点を設置するようになっており、カナダ政府は、大学/研究機関のAI研究活動及びAI人材の強みを生かして事業開発を推進するため、国内資本を積極的に投入しAI産業振興を後押ししている。他方で、ウォータールー大学、ブリティッシュ・コロンビア大学(University of British Columbia)、トロント大学のカナダのトップ3大学を卒業したSTEM(科学、技術、工学、数学)分野専攻者の4人に1人はカナダ国外で働いているとの調査結果もあり、カナダでは、若年層のテック人材の頭脳流出が大きな課題の一つとなっている。

シリーズ名:
ニューヨークだより
発行年月:
2018年12月
作成部署:
ジェトロ・ニューヨーク事務所
総ページ数:
23ページ

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