シリーズ 「スウェーデンで見た!」 日常にあるサステナビリティ

2022年09月22日

北欧の国スウェーデン。バスやタクシーは生ごみから生まれたバイオガスを燃料とするなど、環境への取り組みに力を入れ、国連によるSDGsの達成度は、常にトップクラスだ。中古品やアップサイクル品のみを扱うショッピングモールやインテリアの見本市の取材を通じて、スウェーデンの暮らしにあるサステナビリティを見る!

(10分42秒)

テキスト解説を読む

テキスト解説:視覚障害のある方のための文字おこしテキストです。

映像説明: ジェトログローバルアイオープニングタイトル。 フランス・パリのエッフェル塔や凱旋門、アニメキャラクターのコスプレをした20代くらいの海外の女の子や、渋谷のスクランブル交差点の写真など、世界中の12枚の写真が画面の奥から飛び出してくる。水色を基調としたコンピューターグラフィックスの背景に、中が空洞になった緑色(みどりいろ)の地球儀が回転しながら現れる。画面右側で地球儀が回転し、左側に紺色の文字で「世界は今 JETRO Global Eye(ジェトロ グローバル アイ)」と書かれたタイトルテロップが表示される。

映像説明: スタジオ。横長の薄い黄緑色(きみどりいろ)の背景モニターに緑色(みどりいろ)を基調とした地球儀と「世界は今 JETRO Global Eye(ジェトロ グローバル アイ)」のロゴが映し出されている。前方にも小さいモニターが置いてある。モニターには、片側2車線の道路沿いに数階建てのビルが建ち並び、奥に三角屋根の塔が見える街並みの映像が映し出されている。モニターの左側、スタジオ中央に女性キャスターが座っている。白いフレンチスリーブのブラウスを着てベージュのタイトスカートをはいている。

女性キャスター: 世界は今、ジェトログローバルアイ。

映像説明: スタジオ。画面の左側に女性キャスターが、右側に小型モニターがある。 モニターには、「Returfack(リトゥールファッキ)」と書かれた液晶モニターがついた黄色(きいろ)とグレーの機械の投入口(とうにゅうぐち)に黒いビニール袋からたくさんのペットボトルや空き缶が投入されている映像、「ReBuyke(レバイク)」と書かれた看板を掲げたガラス張りの店に並ぶたくさんの自転車や、店の前に置かれたベージュの本棚に並べられた本を数人の人物が眺めている映像、緑の床の上に展示台にオレンジの椅子が置かれ、その手前にたくさんのピンクの花が生けられたオレンジの手押し車(ておしぐるま)が置かれている映像、黒い棚に青地に黄色い十字マークのスウェーデンの国旗や赤地に白い十字マークのデンマークの国旗、赤地に青と白の十字マークのノルウェーの国旗、白地に青い十字マークのフィンランドの国旗の小さな模型が並んでいる映像が映し出されている。女性キャスターが話をする。

テロップ: 江連 裕子(えづれ ゆうこ)

江連(えづれ)キャスター: 持続可能な開発目標SDGs(エスディージーズ)。今回は、その目標達成度が世界トップクラスのスウェーデンでは、どのような取り組みがあり、どういった製品が生まれているのか、現地で取材しました。

テロップ: シリーズ「スウェーデンで見た!」 日常にあるサステナビリティ

映像説明: 青空の下、海に面した街並みが広がっている。町には三角屋根の塔や赤茶色の外壁の建物などが建ち並んでいる。画面左下の四角い枠にスウェーデンの地図が緑色(みどりいろ)で表示される。スウェーデンは北ヨーロッパのスカンジナビア半島に位置していて、西にノルウェー、東にフィンランドと隣接している。バルト海沿岸に位置する首都ストックホルムが赤い星印で示されている。 数階建てのベージュの外壁の建物が建つ通り。赤い車体の1台のバスが走行していて、対向車線を1台の青い車が走っていく。

サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): SDGs(エスディージーズ)先進国スウェーデン リサイクル現場を見た!

ナレーション: 北欧の国スウェーデン。

映像説明: 別の通り。片側2車線の道路の路肩に3台の黒いタクシーが停車していて、タクシーの横を4台の電動キックボードが通過していく。 片側2車線の通り沿い歩道を大勢の人が行き交っている。

ナレーション: 町を走るバスやタクシーは生ごみから生まれたバイオガスを燃料とするなど、環境への取り組みに力を入れる。

映像説明: ガラス張りの店の前。店の前のテラス席には2人の男性が座っていて、テラス席の前の歩道には立ち話をする3人の男女や、店に向かって歩いている2人組(ふたりぐみ)の女性などが見える。歩道の一角には十数台の自転車が駐輪されている。 自転車のマークが書かれた通り。2台の電動キックボードが通過していく。

テロップ: SDGs(エスディージーズ)達成度 世界3位

ナレーション: 国連によるSDGs(エスディージーズ)の達成度は、世界3位。日本は19位だ。

映像説明: 三角の屋根が設けられた駅のホーム。画面右側にはエレベーター、画面奥にはサーモンピンクの横長の2階建ての建物が見える。画面左下の四角い枠にスウェーデン南部の地図が緑色(みどりいろ)で表示される。バルト海沿岸に位置するストックホルムが赤い丸印で示され、ストックホルムから西へ広がるメーラレン湖の西部に位置するエスキルストゥーナが赤い星印で示されている。 赤茶色の三角屋根とサーモンピンクの外壁の2階建ての建物やオレンジの外壁の3階建ての建物が建つ通り。サーモンピンクの外壁の建物の前には白や黄色(きいろ)の4台のタクシーが駐車している。画面左側には地下へと続く階段があり、奥には白い数階建ての建物が見える。 街灯が等間隔に設けられ、「Grodan(ギルーダン)」と書かれた黄色い看板を掲げた茶色い5階建ての建物やオレンジ色(いろ)と白、黄色い外壁の2階建ての三角屋根の建物が建ち並ぶ住宅街。通りを白い車が通過していく。

ナレーション: 首都、ストックホルムから、電車で1時間余りの都市、エスキルストゥーナ。スウェーデンのなかでも、環境を意識した取り組みを積極的に行っている(おこなっている)。

映像説明: 道路脇に草木が茂っている道。木の板を積んだカーゴトレーラーをけん引するシルバーの車が通過していき、グレーのフェンスが設けられた敷地へ入っていく。敷地のなかには白や青のコンテナ7基が置かれている。 ベージュのフェンスのフタが開いたゴミを捨てるコンテナと分別(ぶんべつ)のイラストが書かれた看板が設けられた敷地内。開けたベージュのフェンスのフタの奥には茂っている木々(きぎ)が見える。黒いTシャツを着た男性が黒いビニール袋に入った段ボール箱や水色の段ボール箱を両手に持って歩いている。白やシルバーの数台の車が走行していて、白い車は木材を積んだグレーのカーゴトレーラーをけん引している。 ベージュのフェンスのフタが開いたゴミを捨てるコンテナとそれぞれのゴミを捨てるコンテナのそばに分別(ぶんべつ)のイラストが書かれた看板が設けられた広大な敷地内。それぞれのゴミを捨てるコンテナのそばに車が数台停車していて、数人の人物がゴミを捨てている。

ナレーション: 朝10時のオープンとともに続々と車がやって来るこの場所は、ゴミの回収場。

映像説明: 段ボール箱が捨てられているコンテナ。先端が90度に曲がったアームがコンテナのそばに設けられ、捨てられた段ボール箱を潰すように動いている。 別のゴミを捨てるコンテナ。黒いルーフボックスをつけたシルバーの車にけん引されたカーゴトレーラーから数人の男女がゴミを捨てている。 別のゴミを捨てるコンテナ。黒い服を着た女性が青い袋からゴミを捨てるコンテナにゴミを投入している。そばには立っている女性やゴミを捨てる家族連れが見える。手前には2台の白い車が停車していて、それぞれサイドドアやバックドアが開けられている。 別のゴミを捨てるコンテナ。カーゴトレーラーから黒いTシャツを着た男性がコンテナにゴミを投げ入れている。 黒いTシャツを着て段ボール箱を持った女性がゴミを捨てるコンテナに歩み寄り、段ボール箱をコンテナに捨てている。

ナレーション: なかには、家族連れの姿も多く見られた。地域の人たちが廃棄物を持ち込んでいるのだ。

映像説明: 段ボール箱が捨てられたコンテナの前。黒いTシャツを着て眼鏡をかけた女性がインタビューに答える。

撮影スタッフ: よく来る?

女性利用者・英語: はい。この施設はとても便利!

映像説明: 白い車にけん引された木材を積んだカーゴトレーラーの上に立つ男性がカーゴトレーラーからゴミをコンテナに投げ入れている。 別のゴミを捨てるコンテナ。黒い服を着た女性と白い服を着た女性が青い袋に入ったゴミをコンテナに捨てようとしている。手前には2台の白い車が停車していて、それぞれサイドドアやバックドアが開けられている。 別のゴミを捨てるコンテナ。長い木の板を積んだカーゴトレーラーから黒い服を着た男性が木の板をコンテナに投げ入れている。 別のゴミを捨てるコンテナ。枝木(えだぎ)をいっぱいに積んだカーゴトレーラーから青と紺色のボーダー柄の服を着た男性と黒いTシャツを着た男性が枝木(えだぎ)をコンテナに捨てている。

ナレーション: 廃棄物は、コンテナごとに細かく分別(ぶんべつ)されている。たくさんの枝木(えだぎ)を持ってきた人も。

映像説明: 青と紺色のボーダー柄の服を着た男性が手ぶりを交えながらインタビューに答える。

男性利用者・英語: サマーハウス(別荘)の庭で倒れた木だよ。

映像説明: 白い車の助手席に黒いTシャツを着て赤いキャップをかぶった男性、奥の運転席に黒いTシャツを着て黒いキャップをかぶった男性が座っている。助手席に座る黒いTシャツを着て赤いキャップをかぶった男性が手ぶりを交えながらインタビューに答える。

男性利用者・英語: 捨てられたものを再利用するのは、地球温暖化や気候変動などあらゆる面で重要。

映像説明: 白い車の助手席に座った黒いTシャツを着て赤いキャップをかぶった男性がカメラに向かって小さく手をあげる。男性を乗せた車がカーゴトレーラーをけん引しながら走り去って行く。 曇り空の下、グレーのフェンスに囲まれ、数基のコンテナが置かれたゴミの回収場の隣に赤茶色と白の外壁の2階建ての建物が建っている。白い壁の部分には赤、緑(みどり)、黄緑色(きみどりいろ)のモザイク柄が描かれていて、緑(みどり)と黄緑色(きみどりいろ)で「ReTuna(レトゥーナ)」と書かれた看板が掲げられている。

テロップ: ReTuna(レトゥーナ)

ナレーション: この回収場は、「ReTuna(レトゥーナ)」という循環型経済を実践する施設にある。

映像説明: 「ReTuna(レトゥーナ)」の施設内。吹き抜けのエリアには天井からグレーのペンダントライトがつり下げられている。飾られている白い葉っぱのようなモチーフがある白い木の

周りにはベージュや茶色、こげ茶色(こげちゃいろ)の板を使って作られたドーナツ状のベンチが設けられている。そばに商品が陳列された棚が設けられた白いラックが数個置かれている。周りに「ReBuyke(レバイク)」、「IKEA」と書かれた看板などを掲げた店舗が並んでいる。数人の男女が店舗を眺めたり、歩いたりしている。

ナレーション: 同じ敷地にショッピングモールがあり、市が所有する会社が運営を行っている。

映像説明: 吹き抜けになっている「ReTuna(レトゥーナ)」の施設内。飾られた白い葉っぱのようなモチーフがある白い木の周りに設けられたドーナツ状のベンチにグレーのTシャツを着た男性が座り、スマートフォンを眺めている。そばに商品が並ぶ棚板が設けられた白いラックが5個置かれている。奥に「STADSMISSIONENS SECOND HAND(ストッズミションス セカンド ハンド)」と書かれた看板を掲げた黄色い服を着せたマネキンが展示しているガラス張りの店が見える。 「STADSMISSIONENS SECOND HAND(ストッズミションス セカンド ハンド)」と書かれた看板を掲げたガラス張りの店。店内には数人の人物が買い物をしている。白い壁の店。店内にはテレビモニターやケーブル、スピーカーなどの電化製品が陳列されている。テレビモニターには広がる街並みの映像、山々や緑(みどり)が茂る草原の映像が映し出されている。店の前を白いTシャツを着てひげを生やした男性が通り過ぎる。 天井にダクトパイプが設けられた白い壁の店。自転車用のヘルメットやミニキッチンやおもちゃ、ぬいぐるみなどさまざまな商品が陳列棚いっぱいに並べられている。陳列棚の前では2組(ふたくみ)の親子が商品を眺めていて、白いTシャツを着た女性が陳列棚から離れる。 白い壁の店。壁面の棚や白い陳列棚に透明や青、黄緑色(きみどりいろ)のガラス製品や銀色の鍋やお玉などのキッチン用品などが並べられている。

ナレーション: このモールでは、新品の商品は扱っていない。洋服や家具、食器、電化製品など、中古品やアップサイクル製品だけを扱うテナントショップが集まっている。

映像説明: ベージュの陳列台に椅子や重ねられた白い皿、小さい植木鉢(うえきばち)などが陳列されているガラス張りの店。青い文字で「IKEA」と書かれた青と黄色い看板が掲げられている。店内では数人の人物が買い物をしている。 店内の一角。ベージュを基調としたダイニングテーブルや食器棚、椅子、シェルフなどが陳列されている。テーブルの上や白い陳列棚にはいくつもの重ねられた白い皿の山などが見える。壁面には現地の言葉が緑(みどり)の文字で書かれている。

テロップ: IKEA Second Hand Eskilstuna(イケア セカンド ハンド エスキレストゥーナ)

ナレーション: 家具大手のIKEAも、初めて、中古品を扱う専門店を出店した。

映像説明: 吹き抜けになっている「ReTuna(レトゥーナ)」の施設内。光がさし込むガラス張りの出入り口が見える。グレーのパーカを着て「NY」と書かれたキャップをかぶった男性がインタビューに答える。隣に立つ白いラインが入った薄いグレーのTシャツを着て頭にサングラスを載せた女性がうなずいたり、男性に視線を向けたりしている。

テロップ: お客

お客・英語: 新居のためのリサイクル品を探している。 リサイクルは環境にいいし、私たちは全てのものを中古品にしてもいいと思う。

映像説明: 「ReTuna Design(レトゥーナ デザイン)」と書かれた白い看板を掲げた店。出入り口には木製の机の上に地球儀や黒と緑(みどり)のタイプライターが置かれ、店内の天井には数灯のシャンデリアがつり下げられている。数人の客が商品を見ていて、青いTシャツを着た男性客や黒い上着を着た男性客が店を出る。左側の店には黒いタキシードのような服を着たマネキンやハンガーラックに数十着の服がつるされている。

テロップ: ReTuna Design(レトゥーナ デザイン)

ナレーション: こちらは、楽器やスウェーデンのアンティーク雑貨を扱う店。

映像説明: ReTuna Design(レトゥーナ デザイン)の一角。窓際にネック部分が黒や茶色などの5本のギターが置かれ、天井から数灯のシャンデリアがつるされている。オフホワイトのTシャツを着た男性が手ぶりを交えながらインタビューに答える。 店の出入り口。木製の机の上に地球儀、黒と緑(みどり)のタイプライター、赤い表紙の本などが置かれている。 店内。木製の台の上に表面が茶色く裏地が赤い布地のケースに入ったトランペットと楽譜、黒いケースに分解され収納されたクラリネットのような楽器、手持ちの平太鼓(ひらだいこ)などが置かれている。 ReTuna Design(レトゥーナ デザイン)の一角。窓際にネック部分が黒、茶色などの5本のギターが置かれ、天井から数灯のシャンデリアがつるされている。オフホワイトの服を着た男性が手ぶりを交えながら話を続ける。

ReTuna Design(レトゥーナ デザイン)の店員・英語: 私たちは環境への取り組みを行っている。 リサイクルは節約にもなるし、天然資源を守ることにもつながる。

映像説明: 「ReBuyke(レバイク)」と書かれた白い看板を掲げた店。出入り口の横にあるガラスに「HYR EN CYKEL!(フーレンシッケル!)」などと書かれたポスターが貼られ、前かご(まえかご)がある緑(みどり)の2台の自転車が置かれている。奥には白や水色の数台の自転車、棚には十数個のヘルメットが並べられている。数人の客が商品を見ていて、黒いTシャツを着た男性客と白いTシャツを着た男性客が店を出る。 店内。黒、黄色(きいろ)、青の5台の自転車が置かれている。

テロップ: ReBuyke(レバイク)

ナレーション: 中古自転車は保証期間を設けて販売し、返品や交換にも応じている。

映像説明: ReBuyke(レバイク)の一角。水色の壁に十数本の自転車のタイヤが3つに分けて掛けられている。白い壁には紺色のラインが入ったオレンジのサイクリングウェアが掛けられている。青と白のチェック柄のシャツを着て眼鏡をかけた男性がインタビューに答える。 店内。出入り口近くのガラスの前に白、赤、黒などの数台の自転車、棚の前には水色、黄緑、ピンクの数台の自転車が置かれている。棚にはヘルメット、インラインスケートのブーツなどが並べられている。出入り口に向かって歩いてきた黄色(きいろ)の文字が書かれた紺色のTシャツを着た男の子が通り過ぎる。 ReBuyke(レバイク)の一角。水色の壁に十数本の自転車のタイヤが3つに分けて掛けられている。白い壁には紺色のラインが入ったオレンジのサイクリングウェアが掛けられている。青と白のチェック柄のシャツを着て眼鏡をかけた男性が話を続ける。

ReBuyke(レバイク)の店員・英語: 自転車には1ヵ月の保証期間を設けている。 夏だと毎日5~(から)6台は売れる。

映像説明: 重ねれられた5枚の木製パレットの上に商品が置かれている店。左側と正面の白い壁の前や中央に木製パレットを5枚重ねて置かれた並べられた上に商品が置かれている。正面の白い壁に設けられたワイヤーネットに青いヘルメットなどが掛けられ、茶色の穴あきパネルにはノコギリなどの工具が掛けられている。右側の白い壁に「MADE BY AMA」と書かれた茶色い看板が立て掛けられた2段の棚に猫や犬の顔がある黒い鉄製のフラワースタンドや螺旋模様の黒い鉄製の柵などのガーデニング用品が並べられ、前に「AMA OUTLET」と書かれた立て看板が置かれている。左側の白い壁の前に木製パレットを重ねて並べられた上に数個の金色の金具のような物などが置かれている。前にビニールで梱包した「PERGO(ペルゴ)」などと書かれた商品説明の紙が入ったグレーの長方形の商品と白い枠のガラス扉が立て掛けられている。そばに木製扉が立て掛けられ、木製パレットの上に白い長方形の製品が置かれている。

テロップ: AMA Butiken(エイエムエイ ブティケン)

ナレーション: DIY製品などを扱うこちらの店。エスキルストゥーナ市が、自ら運営している。

映像説明: AMA Butiken(エイエムエイ ブティケン)の店内。グレーのラインが入った黄緑のTシャツを着て眼鏡を頭に置いた女性が、中央に並べられた木箱から白熱電球を取り出しカメラに向けて見せる。

テロップ: エスキルストゥーナ市 アナ・ラッセソン 主幹

ナレーション: 案内してくれたラッセソンさんは市の職員だ。

映像説明: ラッセソン主幹が店内を少し移動して木製扉に触れ、カメラに向かって話す。

ラッセソン主幹・英語: これはサウナのドア。

映像説明: 白い壁に設置されている茶色い穴あきパネルにさまざまな種類のノコギリやドライバーなどの工具が掛けられている。 白い壁の壁際に並べられた数個の木箱にハンマー、スパナなどの工具が入れられている。

ナレーション: 工具やねじなど細かな物も売られている。

映像説明: 重ねられたパレットの上に置かれた数個の木箱に商品が入れられている。奥の白い壁に設けられたワイヤーネットには青いヘルメットなどが掛けられ、茶色の穴あきパネルにはノコギリなどの工具が掛けられている。カーキ色(いろ)のTシャツを着てカーキ色(いろ)のキャップをかぶった男性が数ヵ所に穴が空いた円柱の部品をカメラに見せながらインタビューに答える。

テロップ: お客

お客・英語: 古いトラクターの部品を買った。

映像説明: AMA Butiken(エイエムエイ ブティケン)の出入り口。白い壁に「MADE BY AMA」と書かれた茶色い看板が立て掛けられた2段の棚に猫や犬の顔がある黒い鉄製のフラワースタンドやらせん模様の黒い鉄製の柵などのガーデニング用品が並べられている。通路に青いつなぎの作業服を着て黄色いヘルメットをかぶり椅子に座ったマネキンが置かれている。つり橋のイラストがある青いTシャツを着てひげを生やした男性がインタビューに答える。

テロップ: お客

お客・英語: 安いし何でも(なんでも)あるから気に入っている。

映像説明: 4つに区切られた木箱が2つ並べて置かれている。仕切られたそれぞれのスペースに木製のドアノブ、ビニールで梱包された商品、棚を支える金具のような物が入れられている。

サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): 世界初“ゴミ”だけのモール 裏側を紹介!

テロップ: 商品の集め方は?

ナレーション: ここで売られている商品は、どのように集めているのだろうか。

映像説明: オレンジの天井の搬入口。白い車にけん引された白いボックストレーラーが停車している。右側に2台の銀色のカゴ台車と青い台車が置かれている。奥には駐車している黒や白の数台の車と樹木が植得られているのが見える。カーキ色(いろ)の服を着た女性が扉を開いた白いボックストレーラーから黒い袋を取り出し、両手で抱えて持ちながら銀色のカゴ台車に入れる。 赤い車が停車している。紫のTシャツを着た男性が英字の書かれた青い手提げ袋とピンクの袋を青い台車の上に置く。 金網フェンスで仕切られた倉庫。ラッセソン主幹が分別(ぶんべつ)された物を指し示しながらカメラに向かって笑顔で話をする。空(から)の銀色のカゴ台車や黒い2個のバケツなどがあり、奥にはカーペットのような物や段ボール箱など、さまざまな物が積み上げられている。 倉庫の一角。白と黒のチェック柄のベビーカー、黄色い袋、椅子、数個の白い家の模型などが積み上げられている。

ナレーション: モールの1階にもリサイクルセンターがあり、市民が要らなくなった物を無料で持ち込むことができる。売れるものと売れないものとを分別(ぶんべつ)し、必要に応じて、修理やアップサイクル用の加工などをし、店頭に並べる。

映像説明: 「Ecoflor(エコフラワー)」と書かれたベージュの看板が掲げられた店。出入り口に白、ピンク、青などの多くの花が飾られている。店内には花や植物が植えられた大小の植木鉢が置かれている。

テロップ: Ecoflor(エコフラワー)

映像説明: 店の一角。薄い茶色の木製のテーブルに黒い布をつなぎ合わせたような大きな容器などが置かれ、その右側の窓際にある茶色のテーブルには深緑(ふかみどり)や黒い布をつなぎ合わせたような大小の容器、キャンドルスタンド、上皿天秤(うわざらてんびん)、ピンクの小さな花が飾られた花瓶などが置かれている。

テロップ: 革ジャンからできた花瓶

ナレーション: フラワーショップで売られているこちらの花瓶は、革ジャンからアップサイクルされたもの。

映像説明: Ecoflor(エコフラワー)の一角。周りに草が茂ったコンクリートの床に黒い鉄製の三輪自転車型のフラワースタンドが置かれている。前輪が大きく、2つの小さな後輪(こうりん)に円形の花台が設けられている。 中央に銀色の鉄製のパラソル型の数基のフラワースタンドが置かれている。ポールに花台 が設けられている。左側の赤茶色のトタンの壁の前に銀色の鉄製の棚が並べられ、木製のパレットが載せられている。右側に黒い鉄製の三角すいの形をしたフレームや柵などが置かれている。

テロップ: 鉄を加工したガーデニング用品

ナレーション: また、廃棄された鉄を加工したガーデニング用品も人気だという。

映像説明: 金網フェンスで仕切られた倉庫。左側の白い壁の前の金網フェンスの上部に十数台の子供用の三輪車(さんりんしゃ)や2台の台車が掛けられている。ピンクや黄色(きいろ)の服が掛けられたハンガーラックや水色の数脚の椅子など、さまざまな物が積み上げられている。中央のスペースには数台の銀色のカゴ台車、木箱、グレーやオレンジのじゅうたんのような敷物、常用玩具の白い車が4台、段ボール箱などが置かれている。右側の金網フェンスで仕切られた壁に自転車の車輪やタイヤのようなものが掛けられ、下にはさまざまな物が置かれている。

ナレーション: 商品として売ることができないものは、資源となり、形を変えたり、寄付されたりする。

映像説明: カラフルなアルファベットの文字が貼られた白い扉の前。ラッセソン主幹が左手にスマートフォンなどを持ち、カメラに向かって話をしながら白い扉を開けたあと、扉を押さえて中に入る。扉の近くには段ボール箱が積まれている。

テロップ: 市内すべての幼稚園にリサイクル品を提供

ナレーション: リサイクルセンターに集まったものを、市内の全ての幼稚園に提供する取り組みも行っている。

映像説明: さまざまな物が分別(ぶんべつ)された倉庫。ラッセソン主幹が左手にスマートフォンを持ち、手ぶりを交えながらインタビューに答える。

テロップ: エスキルストゥーナ市 アナ・ラッセソン 主幹

ラッセソン主幹・英語: ここは子どもたちに何ができるかを考える場所だ。

映像説明: 倉庫内。動物の形をしたおもちゃ、額縁、赤いキャンドルスタンドなど、さまざまな物が分別(ぶんべつ)され、置かれている。 ラッセソン主幹が丸められた白い壁紙のような物と額縁を手にとり、話をしている。

ナレーション: 新品のおもちゃや完成している教材の代わりにリサイクル品を使うことで、子どもたちの創造性を刺激する狙いもあるという。

映像説明: 曇り空の下。「PANTAMERA EXPRESS(パンタミーラ エクスプレス)」と書かれた看板が掲げられた黄色(きいろ)とグレーの機械があるボックスと黄色い壁に、青で現地の言葉と人物が容器に物を入れているイラストが書かれたボックスが設けられている。白いTシャツを着た男性と黒いノースリーブの服を着た女性が黄色(きいろ)とグレーの機械の投入口(とうにゅうぐち)にペットボトルなどの容器を入れている。足元には数個の紙袋が置かれている。出入り口の前に柄模様(がらもよう)がある白いノースリーブを着てピンク、水色、黒い数個のビニール袋を足元に置いている女性と少し離れたところに黒いシャツを着た男性が立っている。 黒い服を着た人物が黄色(きいろ)とグレーの機械の投入口(とうにゅうぐち)に黒いビニール袋から空き缶やペットボトルを入れている。返却口(へんきゃくぐち)から一部のペットボトルや空き缶が戻される。

ナレーション: こうした取り組みもあり、環境配慮の意識が高いスウェーデン。

映像説明: 曇り空の下。道路を挟んで、両側に1階に店舗を構えた中層のビルが建っている。横断歩道を多くの人が渡っている。

サイドテロップ(画面右上にほぼ常時表示): インテリアフェアに見る 北欧企業の取り組み

テロップ: ストックホルム

映像説明: 曇り空の下。「Stockholmsmässan(ストックホルムマッサン)」の文字の立体看板と「Välkommen till Formex(ベールコメン ティル フォルメックス)」と表示された電光掲示板が掲げられたガラス張りで横長の2階建ての建物の外観。左側に白い壁の横長の建物が建ち、L字型でつながっている。前の広い駐車場には数台の車が駐車している。 会場内。「STOREFACTORY」と書かれた看板が掲げられたブースで、木製のテーブルに食器などが置かれ、数人の来場者が商品を見ている。

テロップ: 8月23~(から)26日 Formex2022(フォルメックス2022)

映像説明: グレーの床の通路。両側に服や布地などの商品が置かれたブースなどが奥まで並び、通路を数人の来場者が行き交っている。 ライトグレーの壁に布地の商品が掛けられたブース。紺と赤のボーダー柄の布地の手提げかばんや緑(みどり)と薄い緑(みどり)のストライプ柄の布地のポーチなど、数種類の商品が掛けられている。 「tehuset JAVA(テーフーセ ヤバ)」と書かれた看板と家のイラストが描かれた緑(みどり)の壁のブース。赤い文字で「Nyhet(ヌーヒアット)」と書かれた白いプレートが掲げられた茶色い大きな器に、2階建ての家のイラストが描かれた赤い箱型のパッケージの商品が並べられている。右側の6段の棚に、水色、緑(みどり)、黄色(きいろ)などの箱型のパッケージの商品が並べられている。左側の棚のそばで、数人の来場者が箱型のパッケージの商品を見たり話をしている。 黒いドーナツ型のテーブルが置かれたブース。中央の穴の部分から疑似炎が上がっていて、そのすこし上に置かれた円形の鉄板に3本の薪(まき)と松ぼっくりが載せられている。「KOTTEN」と書かれたラベルが貼られたスライド式の小さい箱から身箱が少し開かれ、6つの仕切りにそれぞれ松ぼっくりが入れられ、中央の円形の鉄板に立て掛けられている。 植物が置かれているブース。手前で3人の男女や、そばで黒いバッグをかけた女性が商品を見ている。 中央にベッドが置かれているブース。左側の木製の低い展示台にトンボやチョウが描かれたポスターが入れられた額、フタや取っ手がある白やピンクの箱、ピンクの数本のスパイラルキャンドル、緑(みどり)の植物が生けられたこげ茶色(こげちゃいろ)の花瓶などが置かれている。奥で3人の女性が話をしている。右側の木製の低い展示台にはティーカップやフタや取っ手がある黒い箱や黒い丸皿(まるざら)などが置かれている。

ナレーション: 8月に、ストックホルムで開かれた北欧最大のインテリアフェア「Formex2022(フォルメックス2022)」。ここでも、そうした意識が根づいた製品ばかりが見られた。インテリアやガーデン用品から食品まで、暮らしを彩る製品が勢ぞろい。開催4日間で1万2,000人余りが来場、434社が出展した。

映像説明: 火のともったキャンドルの写真が壁に掲げられたブース。グレーの円柱の展示台や木製の展示台などに火のともった紫、ピンク、水色、緑(みどり)、茶色の太いキャンドルや火のともった黄色(きいろ)の細長いキャンドルが置かれている。2人の人物が話をしている。

ナレーション: 北欧の生活には欠かせない、キャンドル。

映像説明: 白い文字で「REMOAIR(リモア)」と書かれたグレーの壁のブース。左側の「MAISON(メゾン)

」と書かれた立て札が中央に置かれた白いテーブルに、白いキャンドルが入れられた6個の透明のグラスが並べられている。それぞれのグラスの後ろに茶色い化粧箱の上に液体の入った透明の瓶が置かれている。1つの透明の瓶に黒い数本のスティックが差しこまれている。右側の「CORE(コア)」と書かれた立て札が中央に置かれた白いテーブルには、左右に白いキャンドルが入れられた6個の黒いグラスと6個の半透明のグラスが分けて並べられている。それぞれのグラスの後ろに茶色い化粧箱の上に黒い瓶と半透明の瓶が置かれている。1つの黒い瓶に黒いスティック、別の1つの半透明の瓶には数本の黒いスティックが差し込こまれている。ノートパソコンとペットボトルが置かれた丸テーブルのそばに白いシャツを着て眼鏡をかけた男性が座っている。

テロップ: REMOAIR(リモア)

映像説明: 「HYPER」と書かれた立て札が中央に置かれた白いテーブルの上。手前に白いキャンドルが入れられた6個の黒いグラスが並べられている。それぞれのグラスの後ろに茶色い化粧箱の上に黒い瓶が置かれている。1つの黒い瓶に黒いスティックが差しこまれている。

ナレーション: 植物が原料のキャンドルメーカーは、天然資源の循環を意識した取り組みを行っている。

映像説明: ノートパソコンが置かれた丸テーブルのそばに座る白いシャツを着て眼鏡をかけた男性がインタビューに答える。 「MAISON(メゾン)」と書かれた立て札が中央に置かれた白いテーブルの上。白いキャンドルが入れられた6個の透明のグラスが並べられている。それぞれのグラスの後ろに茶色い化粧箱の上に透明の瓶が置かれている。1つの透明の瓶に黒い数本のスティックが差しこまれている。 ノートパソコンが置かれた丸テーブルのそばに座る白いシャツを着て眼鏡をかけた男性が話を続ける。

テロップ: REMOAIR(リモア) 創業者 マーティン・ジルヴェールス さん

ジルヴェールスさん・英語: 植物由来でエコフレンドリーなキャンドルをスウェーデン南部で作っている。 1つの商品が売れると木を1本植えて環境に対して埋め合わせをしている。 サステナビリティは当社のコアだ。

映像説明: 広い会場の一角。グレーの壁際に白で「Smart Form Sweden(スマート フォーム スウェーデン)」と書かれた黒い看板を掲げたブース。グレーの壁際の棚に縦型の木製のロールホルダーなどが置かれている。白いシャツを着た男性が壁際に展示された穴の形が異なる数種類の板状のコンクリートのような物を指し示しながら白いTシャツを着て肩にバッグをかけている女性に話をしている。奥にはさまざまなブースが並んでいるのが見える。

テロップ: Smart Form Sweden(スマート フォーム スウェーデン)

映像説明: 木製の三角屋根の小さな小屋を持つ手元。正面に大小15個の穴が空き、側面には数字の「15」が彫られている。

ナレーション: ガーデニング製品などを扱うスウェーデン企業のブースで見つけたのは、虫たちの小屋。家の庭やベランダに置いて使うものだ。

映像説明: 木製の棚の上。正面に大小15個の穴が空き、側面に数字の「15」が彫られた木製の三角屋根の小さな虫小屋(むしごや)が置かれている。 木製の三角屋根の虫小屋(むしごや)を持つ手元。 木製の棚の上に置かれた木製の三角屋根の虫小屋(むしごや)の側面の数字の「15」のアップ。 グレーの壁際に設置された木製の棚の上。木製の三角屋根の虫小屋(むしごや)や麻糸のような物が巻かれ、ハサミをはさんだ縦型の木製のロールホルダー、金属製のじょうろが置かれている。 ブースの一角。白いシャツを着た男性が棚から木製の三角屋根の虫小屋(むしごや)を手に取り、インタビューに答える。

テロップ: Smart Form Sweden(スマート フォーム スウェーデン) ロベート・ベングトソン CEO

ベングトソンCEO・英語: 昆虫の種類によって大きさが異なる15の巣穴がある。 それはSDGs(エスディージーズ)の目標15“陸の豊かさも守ろう”も意味している。 生物の多様性を促進することに賛同している。

映像説明: ベージュの壁にある棚に3枚のパネルが飾られているブース。パネルにはカカオのイラストとチョコレートの写真や女性が板チョコレートを口に運ぶ写真、板チョコレートと化粧箱の写真がある。黒いカウンターテーブルをはさみ、黒い服にワインレッドのボレロを着た女性とオレンジのパーカを着た女性が話をしている。右側のベージュの壁には白い文字で「Toppchoklad(トップチョコレート)」と書かれた赤い布地のタペストリーが掲げられていて、そばで白いシャツにボウタイを締め、サスペンダーをしてひげを生やした男性が銀色のトレイと小さなトングを持ち、白いシャツを着た男性にトレイの上の商品を見せながら話をしている。

テロップ: Toppchoklad(トップチョコレート)

ナレーション: 自然を守ろうとする取り組みは、多くの企業で実践されている。

映像説明: 黒いテーブルの上。上部に「Toppchoklad(トップチョコレート)」と書かれ、下部にカカオのイラストが描かれたこげ茶色(こげちゃいろ)、赤茶色、オフホワイトの縦長の長方形の3種類の化粧箱が並べられている。それぞれの化粧箱の中ほどには、「KRYDDIG CHAI(キリッディッグ シャイ) 60%」、「RÖKIG CHILI(ラーキ チリ) 66%」、「ROSTAT KAFFE(ロスタット キャフェ) 70%」と書かれている。

ナレーション: こちらは、フェアトレードのチョコレートのメーカー。

映像説明: 金色のトレイの上。上部に「Toppchoklad(トップチョコレート)」と書かれ、下部にカカオのイラストなどが描かれたこげ茶色(こげちゃいろ)、赤茶色、オフホワイトの縦長の長方形の3種類の化粧箱が並べられていて、それぞれの前に置かれた金色の器に小さく割られたチョコレートが盛られている。 ブースの一角。黒い服にワインレッドのボレロを着た女性がオフホワイトの縦長の長方形の化粧箱を持ちながらインタビューに答える。 模様がある赤い丸皿(まるざら)の上。銀色の3個の脚付きカップに種類の異なるチョコレートが盛られていて金色のスプーンが添えられている。それぞれのカップには「KRYDDIG CHAI(キリッディッグ シャイ) 60%」、「RÖKIG CHILI(ラーキ チリ) 66%」、「ROSTAT KAFFE(ロスタット キャフェ) 70%」と書かれたプレートが添えられている。 ブースの一角。黒い服にワインレッドのボレロを着た女性がオフホワイトの縦長の長方形の化粧箱を持ちながら話を続ける。

テロップ: Toppchoklad(トップチョコレート) サラ・ヨハンソン CEO

ヨハンソンCEO・英語: サステナビリティをとても意識している。 すべてにおいてエコで有機、カカオの栽培でも人工授粉(じんこうじゅふん)はしない。 虫による自然受粉のカカオをエクアドルから仕入れている。

映像説明: さまざまな小物が飾られているブース。木製の展示台の上にドライフラワーのようなものが入れられた水色の花瓶や2本の茶色の花瓶、模様が描かれた薄い茶色の長方形の台の上に火がともったキャンドルが置かれている。左側の壁際の展示台には薄い黄色(きいろ)の液体が入った瓶などが置かれ、右側の壁際の格子状に組まれた鉄棒には小物などがつり下げられている。奥の棚には花瓶のような透明の容器などが置かれているのが見える。 天井から銀色のヘルメットの内側にソケットが取り付けられたランプシェードがつり下げられている。

テロップ: khannas(カンナス)

ナレーション: 廃棄缶やヘルメットで作ったランプなど、アップサイクル製品を出品したのはデンマークの企業。

映像説明: khannas(カンナス)のブース。奥に木製の展示台の上にドライフラワーのようなものが入れられた水色の花瓶や白い壁に立て掛けられた木製のドアに掛けられた水色やピンクを基調としたストールなどさまざまな商品が見える。水色のポロシャツを着た男性が手ぶりを交えながらインタビューに答える。 天井から外国語の文字が書かれた青と白を基調とした缶のパッケージで作った円すい形(えんすいけい)のランプシェードなど数灯のランプがつり下げられている。 ブースの一角。手前の木製の展示台にドライフラワーのようなものが入れられた円柱形(えんちゅうけい)の上部の口の部分が細くなった鉄製の容器、奥の木製の展示台には馬や赤い三角帽子をかぶったペンギンなどの置物、左側の木製の展示台には赤や白の4体の人形が置かれている。 ブースの別の一角。床に外国語などが書かれた青と白を基調とした缶のパッケージを使った手提げ袋や容器、アジサイの造花が飾られている容器が置かれている。

テロップ: 担当者

担当者・英語: 中間業者を通さず、小規模な生産者から直接仕入れている。 また当社は児童労働がないかを確かめて商品を売っている。

映像説明: グレーや茶色、水色、黄色(きいろ)などの斜めストライプ柄の壁のブースの一角。コーナーのグレーの台にいろいろな柄模様(がらもよう)やストライプ柄、ボーダー柄といった、色とりどりの十数個のクッションが置かれている。 白い棚の上。下からロバ、イヌ、ネコ、ニワトリの順に背に乗ったブレーメンの音楽隊を模した4個の黒い置物が置かれている。 大きなスクリーンが設置されたステージ。スクリーンの左側に壁の上部が白く下部が緑(みどり)のタイルが貼られた浴室に白いバスタブがある写真、右側にグレー、緑(みどり)、薄い緑(みどり)、カーキの色の見本が映し出されている。スクリーンの右横で黒い服を着て眼鏡をかけた男性が手ぶりを交えながら話をしている。スクリーンの前には大勢の来場者が座りスクリーンを眺めながら話を聞いている。 スクリーンの左側にひし形がつながった模様がある絨毯が敷かれた部屋に本などが重ねて置かれたガラステーブルやリクライニングチェアが置かれている写真、右側に赤い模様が描かれた曲面の壁にカラフルなマットが敷かれたらせん階段の写真が映し出されている。スクリーンの前に座る来場者がスマートフォンでスクリーンを撮影している。

ナレーション: サステナビリティーが暮らしのすぐ身近にあるスウェーデン。見本市を通じて、世界に向けトレンドを発表してきたデザイナーは、将来、どのようなものが消費者に選ばれると考えているのだろうか。

映像説明: 会場の出入り口が見える2階の通路。黒い服を着て眼鏡をかけた男性が手ぶりを交えながらインタビューに答える。 会場の一角。木製の低い展示台があるブース。手前の木製の低い展示台にトンボやチョウが描かれたポスターが入れられた額、ふたや取っ手がある白やピンクの箱、ピンクの数本のスパイラルキャンドル、緑(みどり)の植物が生けられたこげ茶色(こげちゃいろ)の花瓶などが置かれている。奥で3人の女性が話をしている。 白い展示台の上に3本のボトルが入った木箱などが置かれているブース。白い服を着て白いエプロンをつけた女性が手ぶりを交えながら、白いシャツを着た2人の女性に話をしている。奥に白いカウンターテーブルがあり白い服を着た2人の女性がいて1人の女性が話をしている。チェック柄のシャツを着て眼鏡をかけた男性がブース内で商品を眺めている。 ピンクや紫などさまざまな花の絵が描かれた大きさの異なる数枚のタペストリーやパネルなどが壁に掲げられたブース。花柄の赤い服を着た女性と黒い服を着た女性がテーブルで向かい合って座っている。テーブルには植物が生けられた花瓶やぶどうが盛られたガラスコンポート、火がともったキャンドルが立つキャンドルスタンドなどが置かれている。花柄の赤い服を着た女性がノートにメモを取りながら黒い服を着た女性に話をし、黒い服を着た女性が壁のタペストリーを指し示している。 会場の出入り口が見える2階の通路。黒い服を着て眼鏡をかけた男性が手ぶりを交えながら話を続ける。

テロップ: Formex2022(フォルメックス2022) デザイナー ヤン・ルンドグレン さん

ルンドグレンさん・英語: 将来的に人々は家庭用の製品を厳選し 買う前によく考えて、少しお金をかけても品質とデザインが優れた長く使えるものを選ぶだろう。 それは一生使えるものかもしれない。 ワンシーズンごとに買ったり捨てたりしない製品だ。

映像説明: オレンジと緑(みどり)の大漁旗(たいりょうばた)が掲げられた白い壁のブース。オレンジと緑(みどり)の大漁旗(たいりょうばた)には紺で「大岩丸(おおいわまる)」、白で「海洋漁具(株)」と書かれている。

テロップ: 日本企業が出展!

ナレーション: このフォルメックスに、出展した日本企業がある。

映像説明: ガラス製のショーケースの前で「GREEN CITY」の文字や家などの建物が並んだイラストが描かれた白いTシャツを着てマスクをつけた男性が手ぶりを交えながら、花柄の黒い服を着た女性と黒い服を着た女性に話をしている。 ブースの一角。薄い緑(みどり)とグレーの2台のキックバイクが並べて置かれている。

テロップ: 鳥取県の自転車店が インテリアフェアに!?

ナレーション: 鳥取県の米澤自転車店だ。なぜ自転車店が、インテリアの見本市に?

映像説明: 白い壁のブース。「GREEN CITY」の文字や家などの建物が並んだイラストが描かれた白いTシャツを着てマスクをつけた男性がガラス製のショーケースの上に置いた小物が入った白い箱に視線を向けながらインタビューに答える。

テロップ: 米澤自転車店 米澤 信也 (よねざわ のぶや)専務

米澤専務: 貴重なご意見いただきました。

映像説明: 米澤自転車店のブース。米澤専務がガラス製のショーケースの上に置かれた白い箱に入った小さな小物を指し示しながら青いワンピースを着た女性と話をしている。

テロップ: 初めてのスウェーデン!

映像説明: さまざまな花が展示されたブースや黒いノースリーブを着て水色のズボンを履き帽子をかぶったマネキンが置かれたブースなどが並ぶ通路を米澤専務が歩いている。

テロップ: その結果はいかに!?

ナレーション: 米澤専務は、スウェーデンを訪れるのも初めて。なぜ、この見本市に参加を決め、どのような結果をもたらしたのか。

映像説明: グレーの壁際に白で「Anni Cernea(アンニ セルネア)」と書かれた黒い看板が掲げられたブース。米澤専務と白や黄緑、オレンジ、水色のボーダー柄のワンピースを着た女性が、白い展示台の上に置かれた、黄色い1輪の花が生けられた透明な液体が入ったグラスとグラスを支える白い大理石の台を眺め、指し示しながら話をしている。 雲が浮かぶ青空の下。グレーの服を着てリュックを背負い、マスクをつけた米澤専務がオレンジの外壁の建物が建ち並び、樹木が植えられた街並みをスマートフォンで撮影している。

ナレーション: シリーズの第2弾では、サステナビリティーで先進するスウェーデンで、日本企業が得たヒントと、その後の取り組みを追う。

映像画説明: 米澤専務がガラス窓のあるオレンジの外壁の建物の前を歩き、街を眺めながらインタビューに答える。

テロップ: 世界は今 「スウェーデンで見た!」第2弾 10月20日(木(もく))公開予定

米澤専務: いやー、すごくさわやかな気持ちになりました。

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