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シリーズ「ブラジルに日本食品の新たな波を」 日系人が伝える本場のおいしさ

2019年08月08日

南米最大の国、ブラジル。健康志向の流れも受けた日本食人気は諸外国と同様だが、ブラジルにはこの国ならではの素地がある。約200万人の日系人たちだ。例えば、サンパウロで行列の絶えないあるラーメン店。人気を支えるのは本場の味にこだわる日系ブラジル人だが、顧客は日系人に留まらず、地元の人々に幅広く支持されている。そのブラジルに今春、和牛の本格的な輸出が始まった。牛肉大国への挑戦に対し、「ブラジル産との違いを消費者にしっかり伝えていく」と語る輸入企業の日系人代表。日本の味はブラジルでどのように受け入れられ、広がっていくのか。サンパウロの今を取材した。

(10分24秒)

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テキスト解説:視覚障害のある方のための文字おこしテキストです。

映像説明: ジェトログローバルアイオープニングタイトル。 薄い青を基調としたコンピューターグラフィックスの背景画。 世界地図から飛び出した、中が空洞になった地球儀が、回転しながら拡大表示される。 さらに世界の様々な都市の画像が周囲を取り巻きタイトルが現れる。 「世界は今ジェトログローバルアイ」

映像説明: スタジオ。 地球儀と世界地図の画像をバックに、女性キャスターが入ってくる。白地(しろじ)に花柄のワンピース姿。

テロップ: 八木(やぎ) ひとみ

八木(やぎ)キャスター: 世界は今ジェトログローバルアイ。 およそ200万の日系人のコミュニティーがあるブラジル。中心都市、サンパウロには1,000を超える日本食店があると言われますが、ここにきて、ラーメン人気に火がつきつつあります。さらに、今年に入って、ブラジルへの日本産和牛(にほんさんわぎゅう)の本格的な輸出が始まりました。それらは今後、地元の人たちにどのように受け入れられ、広がっていくのでしょうか。日本食(にほんしょく)を巡る、サンパウロの今を取材しました。

テロップ: シリーズ「ブラジルに日本食品(にほんしょくひん)の新たな波を」 日系人が伝える本場のおいしさ

映像説明: 1階が店舗になっている黒いビルの前を大勢の人々が行き交っている。ガラス張りの入口の上には、赤い丸の中に白い文字で「丸海(まるかい)」と書かれたマークと、その右側に白い文字で「MARUKAI」と書かれた立体看板が掲げられている。

テロップ: MARUKAI

ナレーション: ここに、ひときわ、にぎわいをみせる日本食材店(にほんしょくざいてん)がある。

映像説明: 店内の一角。こけしや、尻尾の動く猫の置物が並ぶ木製の棚の前で、眼鏡をかけたショートヘアの女性店員がインタビューに答える。白いブラウスの上に紺色のMARUKAIのロゴが入ったベストを着ている。 チョコレートやクッキーなどがぎっしりと並ぶ店内の通路。たくさんの人で混雑している。小さな日の丸マークがついた棚には、パッケージに日本語が書かれた商品が並べられている。 木製の棚の前で、眼鏡をかけたショートヘアの女性店員が話を続ける。 店内の別の一角。棚には、日本語が書かれた菓子の箱や、さまざまな種類のキャンディーの袋が陳列されている。商品の袋を手に取ってじっと見つめる女性客もいる。 木製の棚の前で、眼鏡をかけたショートヘアの女性店員がうなずきながら話を続ける。

テロップ: MARUKAI 山本 和代 さん

山本さん: 今はね、ブラジル人がたくさん日本食(にほんしょく)がね、好きなので、えー、たくさん売れてますね。 日本人(にほんじん)(日系ブラジル人)のカゴ見たら、いつものね、同じようなものを買って帰るね。 (非日系)ブラジル人は、おすしだとかね、珍しいものが、ほしがってね。 ブラジル人が日本食(にほんしょく)を食べるようになりました。

映像説明: 街なかに建つ大きな赤い鳥居。下を通る狭い道路沿いに建物が立ち並び、鳥居の左手にある黄色い建物は、壁や窓に黒やシルバーのスプレーの落書きがある。 ゆっくりと進む車の脇を、大勢の人々が歩いている。道沿いには、ちょうちんのようなライトを3個ぶら下げた赤い街灯が等間隔で並ぶ。

テロップ: リベルダージ地区 東洋人街(日本人街)(にほんじんがい)

ナレーション: このMARUKAIがある、リベルダージ地区は、かつて日本人街(にほんじんがい)として栄えた。

映像説明: 街路樹のある、人通りの少ない別の道路。左右のちょうちんのようなライトを3個ぶら下げた赤い街灯の下に車がずらりと停車している。 背の高いビルが建ち並ぶ、ちょうちんのようなライトを3個ぶら下げた赤い街灯がある通り。一方通行の車道は渋滞している。その脇の歩道を大勢の人が歩いていて、大きなビニールバックを持ってベンチで休む人や、スマートフォンで写真を撮る人たちもいる。

ナレーション: 今では「東洋人街」と呼ばれ、地元の人や観光客が訪れる場所になっている。

映像説明: 「MARUKAI」の店内。木製の棚の前で、眼鏡をかけたショートヘアの山本さんが話を続ける。 全型(ぜんけい)の大きさののりのようなものが入った袋や菓子の箱など、たくさんの食品が並ぶ陳列棚のあいだの通路。大勢の買い物客が商品を手に列を作っている。緑と紺の柄物のシャツを着た女性が棚に手を伸ばしている。 木製の棚の前で、山本さんが話を続ける。 白い看板の左右に藍色ののれんが掛かった飲食店の外観。のれんと看板には「日乃出」「HINODE」の文字があり、のれんには家紋が入っている。白い看板の下には3種類のラーメンの写真が入ったえんじ色(いろ)のタペストリーが掛かっており、白い文字で「LAMEN(ラーメン)」と書かれている。ガラスのショーウィンドウには、天ぷらやすしなどの食品サンプルが飾られ、ラーメンなどの写真付きのメニューが貼られている。 木製の棚の前で、山本さんがうなずきながら話を続ける。

テロップ: MARUKAI 山本 和代 さん

山本さん: 日本食(にほんしょく)が(健康に)いいって、みんながしゃべるので。 日本食(にほんしょく)のレストランがいっぱい開いてる(あいてる)ので。 今は、ラーメンがはやってますね、はい。

映像説明: 「FUJI JAPANESE FOOD」と書かれた看板を掲げる店。入口には赤地に白抜きの招き猫と「いらっしゃいませ」と書かれたのれんが掛かっており、3人の男女が入り口の右の壁に掛けられた写真入りのタペストリーを眺めている。店の前には、食べ物の写真が入った立て看板が置かれている。 1階にレストランやカフェの入ったビル。左側に「博多 一幸舎(いっこうしゃ)」、右側にカフェに挟まれた、日本家屋(にほんかおく)のひさしのようなものがある板張りの外装の店。木製の看板には漢字で「謙造鮨」と書かれ、木の格子が入ったガラス扉には白抜きの文字で「鮨処(すしどころ)」「謙造鮨」と書かれた紺ののれんが掛かっている。店の前で10人ほどの人々が立ち話をしている。 木の格子戸のある店。出入り口の右側の壁には青の家紋が入った大きな黒い看板が掲げられ、白い筆文字で「割烹 寿し安」、白い文字のスペイン語で「RESTAURANTE SUSHI‐YASSU」「Culinária Japonesa Tradicional」「Desde 1972」などと書かれている。入口には「営業中」の札(ふだ)と藍色に白抜きの文字で「寿し安」と書かれたのれんが掛かっている。女性グループが、戸口の前に置かれたメニューをめくりながら見ている。 茶色の板張りの店の壁に、黒い文字で「一幸舎(いっこうしゃ)」、「RAMEN IKKOUSHA(らーめん いっこうしゃ)」の立体看板が掲げられている。大勢の人が隣の店の前まで列を作り、戸口ではバンダナを頭に巻いた従業員がバインダーに挟んだ紙と店内を交互に見ている。

ナレーション: ラーメンを取り扱う和食レストランなどが多く立ち並び、日本人街(にほんじんがい)の雰囲気は残ったままだ。

映像説明: 白い雲が浮かぶ青空にはためくブラジルの国旗。画面左下の四角い枠内に南アメリカ大陸の地図のイラスト。ブラジルは、大陸の東部に位置する広大な国で、緑色(みどりいろ)で示されている。東側は大西洋に面し、西側は10の国や地域と国境を接している。

テロップ: ブラジル BRAZIL

ナレーション: 南米大陸のおよそ半分を占めるブラジル。

映像説明: 青々とした葉をつける街路樹が並ぶ道路。明るい歩道を革のジャケットを着て毛糸の帽子をかぶった女性や、黒い半袖のカットソーを着た女性が歩いていく。 遠くに山を望む市街地や、たくさんの車やバスが走る道路をバックに、「ブラジルのGDP成長率の推移」と題された棒グラフが現れる。縦軸は成長率をパーセントで表したもので、ゼロを起点に上(うえ)は2%、下はマイナス3%%までを1%ごとに示している。横軸は2014年から2018年までの年を示している。2014年は0.5%、2015年は-3.5%、2016年は-3.3%、2017年と2018年は1.1%と、プラスで推移している。(出所:IMF)

ナレーション: 経済は2017年からプラスに転じ、回復基調にある。

映像説明: たくさんのビルが建ち並ぶ広大な市街地。はるか遠くにかすむ、なだらかな山並みの方まで建物が広がっている。 ビルの壁面いっぱいに写実的に描かれた、グレーヘアの男性の顔。組んだ両手の指先で口元が隠れている。顔と両手はさまざまな形と色とで塗り分けられている。画面左下の四角い枠内に南アメリカ大陸の地図のイラスト。サンパウロは、ブラジル南部の南大西洋に面した都市で赤い星印で示されている。

テロップ: São Paulo(サンパウロ) サンパウロ

ナレーション: ブラジル最大の都市、サンパウロ。

映像説明: ビルが立ち並ぶ街なかにある、車通りの少ない広い道路。3車線の道路のうち、赤い三角コーンで仕切られた1車線には自転車が走っている。 ちょうちんのようなライトを3個ぶら下げた赤い街灯が等間隔に並び、人であふれる「東洋人街」。ロングヘアの女性がスマートフォンを向ける先に、白と紺のストライプのボーダーシャツを着た男性。肩に掛けたオレンジ色のセーターの位置を直してポーズを取る。 ガラス張りのレストランの前で、白いトップスを着て眼鏡を掛けた女性、オレンジのカーリーヘアの女性、ピンク色の髪に黒のライダースジャケットを着た女性が腰かけ、談笑している。レストラン内のカウンターには透明なショーケースがあり、魚の切り身のような食材が入っている。 路上で、トカゲのおもちゃを手にした男性が、道行く人に声をかけている。傍らの木には黄色(きいろ)や水色のカラフルなトカゲのおもちゃが張り付いており、傍らには足の長いキリンやちょうのおもちゃが並んでいる。 木目調の壁のレストランの前。並べられた椅子に男性1人と女性2人の3人が腰かけ、スマートフォンを見ている。エプロン姿の男性スタッフが、手元のメモを見て声をかけると、3人が立ち上がる。

ナレーション: 人口は1,200万を超える南米経済の中心地だ。サンパウロは、各国から移民が集まり、生活をしている。特に、アジアからの移民が多いため、日本食(にほんしょく)に対する需要も大きい。

映像説明: 夜のレストランの外観。瓦屋根の軒先に白っぽい文字で「RYO(リョウ)」、「日本料理(にほんりょうり)」と書かれた一枚板の看板が掲げられている。2人の男性が入口の左右に立って薄い紫色ののれんをめくっており、店内から明るい光が漏れている。

テロップ: Ryo Gastronomia(リョウ ガストロノミア)

ナレーション: こちらは、会席料理をメインとした、高級和食レストランRYO(リョウ)。

映像説明: 天井やカウンターなどに木をあしらった、落ち着いた雰囲気の店内。8人掛けのL字型のカウンター席は、ほぼすべて埋まっている。カウンターの中では、藍色の作務衣(さむえ)を着た男性と紺のエプロンに白の調理着と帽子をかぶった男性が立ち働いている。

テロップ: レストラン格付け誌「ミシュランガイド」 ★(ひとつぼし)獲得

ナレーション: このRYO(リョウ)は、ミシュランで一つ星を獲得した名店だ。

映像説明: 入口の横には「良」と書かれた書が額に入って飾られている。その横のスペースには、背の高い笹と、ケースに収められた大きな掛け軸が飾られている。 店内の別の一角。金色の市松模様の壁にグレーの表装の書の掛け軸が飾られ、隣の棚には花が生けられている。

ナレーション: 店内は盆栽や掛け軸など、日本的(にほんてき)なものが随所に飾られた和風のたたずまいとなっている。

映像説明: カウンターの中にいる藍色の作務衣(さむえ)を着た男性が、カウンターに座った男性客や女性客と話をしている。10本ほどの魚の切り身が入った2つの木箱の1つをカウンターに置く。客が身を乗り出して中を見つめる。作務衣(さむえ)を着た男性が、切り身を指でさしながら話をする。 カウンターの中にいる藍色の作務衣(さむえ)を着た男性が、カウンターに座る別の男性客と話をしている。

ナレーション: 毎朝仕入れてきた、地元産の新鮮な魚介類をふんだんに使い、日系人はもちろん、ブラジル人にも好評だ。

映像説明: カウンターの奥で、藍色の作務衣(さむえ)の上に灰色の羽織を着た男性がインタビューに答える。男性の後ろの棚には小ぶりの盆栽が飾られている。

テロップ: Ryo Gastronomia(リョウ ガストロノミア) 山下 良一 オーナーシェフ

山下オーナーシェフ: 初めて料理の道に始まったときは、やっぱりその時、当時13歳の頃。 で、15歳のときに日本(にほん)へ渡って、まず、寿司屋さんの修行へ入って。 いつか自分の店作ろうっていう感じでは、(開店して)今まで、あの、やって続けてますので。 なるべく、うちで出すものを日本(にほん)の味に近づけたいっていう、そういう気持ちで、あの、やってます。

映像説明: カウンターの中で、藍色の作務衣(さむえ)を着た山下オーナーシェフが、木箱に入った魚の切り身をカウンター越しに見せながら、男性客と話をしている。男性客がうなずきながら聞いている。 席が埋まったカウンターの奥で、山下オーナーシェフがキビキビと動き回る。近くにいる白い調理着と帽子をつけ、紺のエプロンをつけた男性も手を動かしている。

ナレーション: ブラジルでは、ミシュランガイドに掲載されているレストランが18店ある。そのうちRYO(リョウ)を含む7店が和食レストランだ。

映像説明: レンガ造りの壁の建物の前に長蛇の列ができている。入口の上には、「らーめん 和(かず)」、「Lamen Kazu(ラーメン カズ)」、「Japanese Noodle Bar」の立体看板が掲げられている。

ナレーション: もともとは、健康志向から始まったといわれる和食人気だが、日本発(にほんはつ)グルメの代表格、ラーメンにも波及している。

映像説明: 鉄柵や石塀(いしべい)の脇の道路で、黒いサングラスをかけ、黒いTシャツを着た男性がインタビューに答える。傍らで、茶色のサングラスに紫のパーカーを着た女性が笑顔で男性を見つめる。

黒いTシャツを着た男性・ポルトガル語: サシミ、スシ、ラーメンも好きだ。

映像説明: 「らーめん 和(かず)」の外観。入口近くで並んで待つ人々がメニューを見ている。

テロップ: Lamen Kazu((ラーメン カズ)

ナレーション: 東洋人街の中で、連日、行列ができている店がある。

映像説明: オレンジと白を基調とした店内。満席で、子供連れや若い女性客もいる。カウンター席の後ろにテーブル席が設けられ、壁には、横長の大きな鏡が設置されている。 満席のカウンター。箸とれんげを使って数人がラーメンを食べている。カウンターには箸立て(はしたて)や日本と変わらない調味料入れが置かれている。

ナレーション: サンパウロのラーメン専門店としてはパイオニア的存在の「らーめん 和(かず)」。

映像説明: カウンターの奥では、店のロゴの入った黒いTシャツを着た5人のスタッフが立ち働いている。眼鏡の女性スタッフの前にはスープの入ったどんぶりと、もやしが入ったザルやみそが入ったボウルが置かれている。 茶色いどんぶりに白濁したスープの入ったラーメン。キャベツ、ニラ、もやしなどの野菜炒めに、メンマ、チャーシュー、のり、わかめが盛り付けられ、その上に刻んだ小ねぎ(こねぎ)が載せられている。

ナレーション: 麺からスープに至るまで徹底的に日本食材(にほんしょくざい)にこだわり、日本から輸入している。

映像説明: 入口横の壁ぎわの4段の棚に、酒瓶(さかびん)がずらりと並び、ガラスの扉がついた冷蔵庫には、ビール瓶やジュースの缶が入っている。冷蔵庫の横で、黒いマフラーをした男性がインタビューに答える。 店内奥の満席状態のテーブル席。壁際のテーブルを、黒いTシャツを着た店員2人が片づけている。 壁ぎわのテーブル席に家族3人が座っている。母親と幼い女の子が並んで座り、対面で赤いニット帽をかぶった小さな男の子が、椅子の上ではしゃいでいる。 通路の横に、2人掛けのテーブル席が縦一列に並ぶ。黒いニットを着た若い女性客が、笑顔でぎょうざを口に運ぶ。 冷蔵庫の横で、黒いマフラーをした男性が話を続ける。

テロップ: Lamen Kazu(ラーメン カズ) ホジネイ・イシガキ マネージャー

イシガキマネージャー・ポルトガル語吹き替え: 2008年にオープンして、今年で11年目を迎えます。 最近は、日系人や日本人(にほんじん)を含むアジア人だけでなく、(非日系)ブラジル人も多く来てくれるようになりました。

映像説明: モノトーンを基調にしたスタイリッシュな店の外観。ガラス張りのドアの横の柱には、白のどんぶりの上に赤い扇を載せたようなマークに、「JOJO RAMEN(ジョジョ ラーメン)」と書かれたロゴが描かれている。店内の待ち合いスペースの壁には、さまざまな色を使って髪の長い女性をカラフルに描いた巨大な絵が飾られ、15~16人(じゅうご、ろくにん)ほどが順番待ちをしている。 白い壁に落ち着いた照明の店内。左右の壁ぎわにテーブル席がずらりと並べられている。真ん中の通路を歩く黒のシャツに黒のパンツをはいた女性店員が笑顔でつけ麺を運んでいく。

テロップ: JOJO RAMEN(ジョジョ ラーメン)

ナレーション: こちらも閉店まで行列が絶えない店、ジョジョラーメン。

映像説明: カラフルな絵の前で、赤いワンピースを着たロングヘアの女性がインタビューに答える。

テロップ: JOJO RAMEN(ジョジョ ラーメン) 平田 シモネ マネージング・パートナー

平田マネージング・パートナー・ポルトガル語吹き替え: 数年前に日本を訪れた時、初めてラーメンを食べました。 その味に、とても衝撃を受けました。

映像説明: 厨房。黒のTシャツを着た店員が、銀色の寸胴(ずんどう)なべの上で、麺の入ったテボという、取っ手付きのザルを左手に3つ持ちながら、右手に持ったテボを振って湯切りをする。

ナレーション: 日本のラーメン店から、作り方を学んだという。

映像説明: 濃紺のどんぶりに盛られたしょうゆラーメン。細めの麺の上に、メンマやねぎ、炙ったチャーシュー、半熟卵が盛り付けられている。

テロップ: しょうゆラーメン 40レアル(約1,150円)

映像説明: 厨房の作業台の上。湯気の立つスープの入ったどんぶりに、テボから湯切りされた麺が投入される。 カウンターの横で、男性店員が、具が盛り付けられたラーメンをれんげと一緒に茶色のトレーにのせ、両手に1つずつ持って運んでいく。

ナレーション: 日本のレシピをもとに材料を集め、ブラジルにないものは日本から輸入したが、ブラジルの食材にこだわった。

映像説明: カラフルな絵の前で、赤いワンピースを着た平田マネージング・パートナーが身振りを交えながら話をする。

平田マネージング・パートナー・ポルトガル語吹き替え: この味を、ブラジル人にも食べてほしいと、考えました。

映像説明: JOJO RAMEN(ジョジョ ラーメン)の店内。黒いセーターを着たかっぷくがいい男性客が、テーブル席に座ってインタビューに答える。 店内の壁に飾られたタペストリー。「ORIGINAL TOKYO RAMEN(ラーメン)」と書かれた薄いオレンジ色(いろ)の背景に、きつねのようなキャラクターが、両手にピースサインで笑顔を向ける。 店のロゴが入った赤いTシャツに紫の前掛けを付け、赤地に白い文字で「ラーメン」と書かれた鉢巻を締めている。 テーブルに置かれたトレーの上の茶色いどんぶりに盛られたラーメン。透き通ったスープに、半分にカットされた半熟卵が2個と大きなチャーシュー、青い刻みネギ、メンマが盛り付けられている。 黒いセーターを着たかっぷくがいい男性客がテーブル席で話を続ける。

黒いセーターの男性客・ポルトガル語吹き替え: 日本食(にほんしょく)、特にラーメンは大好きです。 このレストランで初めてラーメンを食べましたが、とてもおいしくて、 値段もリーズナブルなので、頻繁に通っています。

映像説明: 耳にイヤホンをつけ、黒いTシャツとエプロン姿の店員が、カウンター席に皿を運んでいる。

映像説明: 薄暗いレストランの中。白いテーブルクロスをかけたテーブルに、ワインのボトルとグラスが並ぶ。白いシャツに黒のエプロンをつけたスタッフが、串に刺した肉の塊とナイフを持ってテーブルの横に立つ。 串にささったままの肉の塊をナイフでそぎ切りにして、取り分ける。

テロップ: ブラジルの代表的料理 シュラスコ

ナレーション: ところで、ブラジルを代表する料理といえば、シュラスコ。

映像説明: 串を抜いた肉の塊をまな板に置き、トングで押さえながらスライスする。 皿に盛られたジューシーな肉。表面の油がつややかに光る。

ナレーション: 牛を中心とした肉のさまざまな部位を鉄串(てつぐし)に通し、専用のオーブンでじっくりと焼き上げる、ブラジルでは定番の国民食だ。

映像説明: ダンボール箱に入った巨大な冷凍肉の塊。白衣(はくい)から伸びた手が、ビニールに入った肉の上でチョップする動作をしてから、肉の塊をひっくり返す。

テロップ: 日本産和牛の本格的輸出を開始

ナレーション: 今年3月、販売を目的とした、日本産和牛(にほんさんわぎゅう)の輸出が、本格的に開始された。

映像説明: パーティションで区切られた狭いスペース。黒のストライプのスーツに黒ぶち眼鏡をかけ、展示会のIDカードを首から下げた男性が、狭いカウンターの上で、サシの入った生肉(なまにく)を立ったまま切り分ける。 厚めに切り分けられた肉を乗せた白い紙皿(かみざら)と、ビニール袋に包まれた肉の塊を、ビニール手袋をした手でショーケースに並べる。 展示会の会場。黒のストライプのスーツに黒ぶち眼鏡をかけた男性が、ホットプレートとトングを使い、肉を焼いている。肉からは白い煙が上がる。

ナレーション: 日本産和牛(にほんさんわぎゅう)の価格は、現地高級肉の10倍近くになるというが、ブラジル市場に挑戦している鹿児島県の企業がある。サンキョーミートだ。

テロップ: サンキョーミート 木嶋 亨 社長

映像説明: 黒地に赤い円の中に黒い文字で「181」「日本」と描かれたロゴと、白い文字で「KAGOSHIMA A5」と書かれた看板のあるブースの前で、木嶋社長がインタビューに答える。

木嶋社長: 2年ぐらい前から、あの、ブラジルってことをマーケットと感じて、あのー、ま、いろんな企画にですね、参加するようにしてます。

映像説明: 白い壁の冷蔵庫のような部屋。半透明のキャップをかぶり、白衣(はくい)とマスクを身に着けた人々がダンボール箱から取り出した肉を囲んでいる。黒ぶち眼鏡を掛けた木嶋社長が、ひげを生やした男性に話しかけ、男性が大きくうなずく。 青空の下に左右にのびる平屋の建物の外観。壁にそってヤシのような植物が植えられ、建物の前には8台ほどの車が停まっている。建物の前に、赤いコンパクトカーが到着する。

テロップ: PrimeCater(プライムカーター)

ナレーション: サンキョーミートから、日本産和牛(にほんさんわぎゅう)を輸入しているのが、プライム・カーター。この日、サンキョーミートの木嶋社長は、商談のために訪れていた。

映像説明: 真空パックで冷凍された、サシの多い牛肉の塊。分厚くカットされている。 白い壁の冷蔵庫のような部屋で、半透明のキャップをかぶり、白衣(はくい)とマスクを身に着け、ひげを生やした男性が、マスクの下から笑顔を向ける。男性の後ろでは白衣(はくい)を着た女性が寒そうに腕組みしている。

テロップ: PrimeCater(プライムカーター) マルセロ・シンボ 社長

ナレーション: 日系3世のシンボ社長は、日本産和牛(にほんさんわぎゅう)への評価を、こう語る。

映像説明: 茶色いタイルが貼られた建物の外。白い階段の前で、紺色のスーツを着て、ヒゲを生やしたシンボ社長がインタビューに答える。

シンボ社長・英語: 日本産和牛(にほんさんわぎゅう)は、全く違う。ブラジル産の牛肉と、同じように扱うべきではない。 いくつかの和食レストランに、ブラジル産の牛肉とは異なるレシピで調理するように頼んでいる。

映像説明: 天井の高い工場の内部。上部の棚には、組み立てられたたくさんのダンボール箱が積み重ねられている。ステンレスの作業台の上には肉の入ったダンボール箱が置かれている。室内の奥の方では、頭と耳を衛生頭巾ですっぽり覆い、白い作業服で全身を包んだ大勢の従業員が作業をしている。 白いラベルのついた真空パックの肉が、ダンボール箱の中にぎっしり詰めこまれている。赤身や脂身付きのものなど、肉の種類によって箱が分かれている。

ナレーション: プライム・カーターはブラジル以外にも、アルゼンチンやウルグアイなどから牛肉を調達し、国内550店舗を超えるレストランなどに卸している。

映像説明: 白い壁の冷蔵庫のような部屋で、半透明のキャップをかぶり、白衣(はくい)を着た従業員の男性が両手で抱えるほどの大きさの肉の塊をダンボール箱から取り出す。 腰の高さまで積まれたダンボール箱の横に立つ白衣姿(はくいすがた)のシンボ社長と木嶋社長と1人の男性。ひげを生やしたシンボ社長が、黒ぶち眼鏡をかけた木嶋社長に、分厚くカットされ、真空パックになっている肉を見せて、笑顔で話をしている。 肉の断面。赤い肉のあいだに細かく入った白い脂肪が霜降りのサシとなっている。

ナレーション: 日本産和牛の主な販売先は、和食レストランやステーキハウスだ。

映像説明: 茶色いタイルが貼られた建物の外。白い階段の前で、紺色のスーツを着て、ヒゲを生やしたシンボ社長がインタビューに答える。

シンボ社長・英語: 私たちはA5ランクの牛肉だけを輸入している。

映像説明: 白い壁の冷蔵庫のような室内。半透明のキャップをかぶり、白衣(はくい)を着たシンボ社長と木嶋社長のほか、6人ほどの男女たち。ダンボール箱から取り出した大きな肉の塊に、ステーキ大に切り分けられた真空パックの肉を当て、断面の大きさを確認するシンボ社長。周りにいる5人が身を乗り出して肉の塊を見る。木嶋社長が腕組みしながら肉の断面をのぞき込む。

ナレーション: 取り扱う和牛の品質に強いこだわりがある。日本産和牛をブラジル市場で拡大させるための戦略とは何か?

映像説明: 白衣(はくい)から伸びた手が、真空パックの肉の外側についている脂身の部分を指でなぞる。 茶色いタイルが貼られた建物の外。白い階段の前で、紺色のスーツを着て、ヒゲを生やしたシンボ社長がインタビューに答える。

シンボ社長・英語: 私たちの戦略は、トップレストランのシェフの知見を活用しながら 消費者に伝えて、世間にしっかりと受け入れられるようにすること。

映像説明: 夜のレストランの外観。上部の板張りの外壁に、「MAKOTO」と書かれたネオンサインが浮かぶ。ガラス張りの窓から見える正面の壁はオレンジ色のライトで照らされ、白い帽子に白衣(はくい)を着た板前姿の5人ほどの調理師の姿がある。 黒と白を基調にした高級感のある店内。薄暗い客席の奥にはオレンジのライトで照らされたカウンターがあり、白い帽子に白衣(はくい)を着た板前姿の調理師が立っている。

テロップ: MAKOTO

ナレーション: そのA5ランクの牛肉をメニューとして提供しているのが、MAKOTO。高級和食レストランとして知られている。

映像説明: 白い四角いクッションが並べられた木の椅子に腰かけ、白い丸テーブルを囲む4人の男性客。木製で長方形のトレーにわらのようなものを敷き、分厚くカットされた生(なま)の霜降り牛肉が載った丸皿(まるざら)が置かれ、テーブルに運ばれる。グレーのパーカーを着た男性と白いワイシャツを着た男性が5センチほどの厚みがある肉をスマートフォンで撮影する。 グレーのパーカーを着た男性がインタビューに答える。

グレーのパーカーを着た男性・ポルトガル語吹き替え: ブラジル産の肉と比較すると、日本産和牛(にほんさんわぎゅう)はサシが多くて、 甘みがあり、ずっしりとした味わいでおいしいです。

映像説明: 黒いジャケットを着た従業員が、木製で長方形のトレーにわらのようなものを敷き、分厚くカットされた生(なま)の霜降り牛肉を運んでいく。 4人の男性がいるテーブルに、白い小石が敷きつめられた四角い木の器が運ばれる。小石の上には黒っぽいレンガのようなプレートが置かれ、外側に軽く焼き目がつき、内側は赤身の残る肉が5枚にカットされて並べられている。 木の器が白い丸テーブルの中央に置かれている。薬味やタレ、すしなどが隙間なく並べられたテーブルに、また新たな皿が運ばれてくる。

ナレーション: もともと、牛肉大国のブラジル。グルメを扱うメディアの影響などにより、中間所得層も高級肉に関心を持ち始めている。

映像説明: 双葉のような模様が入ったクッションが並べられた椅子に座り、コックコートを着た男性がインタビューに答える。 ちゅう房。板前風の襟のついた白衣(はくい)を着て、ピンクのネクタイを締めた男性従業員が、木製のまな板の上で素早く包丁を動かす。 隣で、板前風の襟のついた白衣(はくい)を着て、ピンクのネクタイを締め、眼鏡をかけた女性従業員が作業を見つめる。 双葉のような模様が入ったクッションが並べられた椅子に座って、コックコート姿の男性が話を続ける。

テロップ: MAKOTO ステファーノ・ビグノッティ シェフ

ビグノッティシェフ・ポルトガル語吹き替え: このような高品質な食材を使うことができて、とてもうれしいです。 特にブラジルは、肉好き(にくずき)の国で、和牛市場も拡大しているので、 ポテンシャルは、非常に大きいと思います。

映像説明: 両手にビニールの手袋をして、左手に霜降り牛肉を載せた紙皿(かみざら)を持ち、右手にトングを持ちながら、ホットプレートで肉を焼いている。 火の通った肉を紙皿(かみざら)に載せ、プラスチックのフォークを添えて、黒いトレーに並べている。

ナレーション: ブラジルへの輸出の可能性について、サンキョーミートの木嶋社長は、こう述べる。

映像説明: 展示会場。黒地に赤い円の中に黒い文字で「181」「日本」と描かれたロゴと、白い文字で「KAGOSHIMA A5」と書かれた看板のあるブースの前で、黒のストライプのスーツに黒ぶち眼鏡をかけた木嶋社長が、穏やかな表情でインタビューに答える。

テロップ: サンキョーミート 木嶋 亨 社長

木嶋社長: あの、素材としてですね、あの牛肉の味を大事に食べてくださる方(かた)が非常に多いんで。 こちらのシュラスコのように、たくさんの量を食べるわけではないんで。 新たなですね、ひと味違う、チョイスのひとつとして、和牛っていうのを捉えていただければ、伸びるかなと思ってます。

スタジオの八木(やぎ)キャスター: 和牛の輸入解禁に伴って、これまで味わえなかった日本産(にほんさん)の味が現地でも楽しめるようになりました。そのおいしさは、日系人だけでなく、そのほかのブラジルの人たちにも広まっているようです。日本食品(にほんしょくひん)の有望な市場として、注目したいと思います。

映像説明: 八木(やぎ)キャスターがお辞儀をする。

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次回の番組

10月17日(予定)
テーマ:世界に羽ばたく 埼玉の麺

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