日本のポップカルチャーを訴求力として「Super Japan in Lagos」を初開催 ―ナイジェリア最大の総合見本市ラゴス国際見本市に「ジャパン・パビリオン」設置―

2025年10月23日

ジェトロは、2025年11月7日(金曜)~16日(日曜)にナイジェリア・ラゴスで開催される同国最大の総合見本市である「ラゴス国際見本市2025」でのジャパン・パビリオン設置にあわせ、日本のポップカルチャーが持つ訴求力を活かした新たなビジネス機会の創出を目指し、現地視察体感ミッションを派遣します。プログラムの一環として、ジャパン・パビリオンの一部スペースにて11月14日(金曜)~15日(土曜)に現地のアニメファンやクリエイターと日本企業との交流を通じて、日本ファンコミュニティの創出・拡大を目指すポップカルチャーイベント「Super Japan in Lagos」を初開催します。会場内の特設スペースに、展示エリア、ワークショップ、ケータリングエリア、ステージイベントなどを設け、ナイジェリアの若年層に人気のあるポップカルチャーを軸としたPRイベントやミッション参加企業による体験型イベントを通じて日本製品の魅力を体感する場を提供します。日本企業による将来的なアフリカ市場開拓の礎として、アフリカでポップカルチャーを取り上げ、特に現地ファンコミュニティの創出・拡大に焦点を当てたイベントの開催はジェトロとして初の試みです。

ジェトロによる「ラゴス国際見本市」への参加は今年で10回目を迎えます。今回は日本企業39社がジャパン・パビリオンに出品し、このうち産業用機械分野、日用消費財分野から9社が初出展です。その他に、食品・飲料、電気・電子機器、機械、サービスなど多彩な分野の製品・技術を紹介します。
アフリカ最大の人口約2.4億人を誇るナイジェリアは、人口増加を背景に今後も成長が期待されるアフリカの有望市場です。ジャパン・パビリオン開催10周年目の節目に、「Super Japan in Lagos」などを通じてナイジェリアのバイヤーや消費者へ日本の高品質な製品・ブランドを広く発信し、ファンダム形成によって購買意欲の喚起を図ることで日本企業の市場開拓を支援します。

ラゴス国際見本市2025概要

項目 詳細
展示会名 ラゴス国際見本市2025
会期 2025年11月7日(金曜)~11月16日(日曜)(10日間)8時00分~18時00分
会場 TAFAWA BALEWA SQUARE タファワ・バレワ・スクエア
主催者 ラゴス商工会議所(LCCI)
開催規模 19,539平方メートル(2024年実績)
出品者数 905社・団体(2024年実績)
出品分野 総合見本市 (全業種:食品、雑貨、家電、自動車、機械、ICT、アパレル、サービス等)
来場者数 約200,000人(10日間合計/2024年実績)

ジャパン・パビリオン概要

項目 詳細
会期 2025年11月7日(金曜)~11月16日(日曜)(10日間)9時00分~17時00分
会場 TAFAWA BALEWA SQUARE タファワ・バレワ・スクエア
主催者 ジェトロ
開催規模 2,625平方メートル (テント総面積)
出品者数 39社(中小企業:19社 中堅企業:2社 現地法人等:18社)
出品分野 食品、飲料、日用品、化粧品、服飾品、ソフトウェア、ポップカルチャー、事務用品、工業品、電子機器、精密機器、自動車・輸送機器、医療関連製品、廃棄物処理機器等
来場者数 約32,000人(10日間合計/2024年実績、ジェトロ調べ)

Super Japan in Lagos概要

項目 詳細
会期 2025年11月14日(金曜)~15日(土曜)
会場 TAFAWA BALEWA SQUARE タファワ・バレワ・スクエア ジャパン・パビリオン内
来場者数(想定) ポップカルチャーに関心のある若年層、クリエイター、オタクなど約3,000人
参加日本企業 6社
その他ポイント
  1. ナイジェリアのクリエイティブ産業を代表する企業も参加、PRイベントを実施
    (参加ナイジェリア企業)
    • Otaku TV:日本のアニメやマンガやゲームなどのファンコミュニティの運営
    • Comic Republic:ウェブトゥーンのプラットフォーム運営
    • Toon Central:ウェブトゥーンのプラットフォームを運営
    • Kugali Media:米企業とアニメーションの共同制作実績のあるアニメスタジオ
    • MADhouse by tikera Africa:アフリカの文化・クリエイティブ・メディア産業の支援機関
  2. 現地アニメーターの育成プログラム「TAIDOアフリカンアニメーションチャレンジ」のキャラクターデザイン発表会の開催

特徴

  • 昨年とほぼ同規模の39社が出品。10周年目の節目を迎えるジャパン・パビリオンでは初出品企業は9社、継続出品は30社に上り、現地ニーズが高く競争力のある、食品、自動車、家電、美容・ファッションなどを中心に、幅広い日本ブランドが一同に集結。
  • アフリカでポップカルチャーを取り上げ、特に現地ファンコミュニティ及びクリエイターと日本企業の交流に焦点を当てたイベントの開催はジェトロとして初の試み。
  • 本年も参加企業に対する支援としてジェトロが現地企業との個別マッチングを実施し、より確度の高い商談を目指す。
【ラゴス国際見本市2024 ジャパン・パビリオンの様子】

【ラゴス国際見本市2024 ジャパン・パビリオンの様子】

【ラゴス国際見本市2024 ジャパン・パビリオンの様子】


ラゴス国際見本市について 
海外展開支援部 フロンティア開拓課(担当:木ノ本、山田)
Tel:03-3582-5170 E-mail:BDE-event@jetro.go.jp

Super Japan in Lagosについて
海外ビジネスサポートセンター ビジネス展開課 (担当:諸遊、吉田)
Tel:03-3582-5235 E-mail:SCC@jetro.go.jp