お知らせ・記者発表
アフリカの課題を商機に!日本発ソリューションを募集! TICAD9に向け、「J-Twende(Japan-Africa Collaboration Hub)」をスタート
2025年07月16日
アフリカの有望企業が抱えるビジネス上の課題を日本企業の持つ製品、技術によって解決する。こうした商機を探り当て、スタートアップを含む日本企業のアフリカ展開を一層加速させることを目的に、ジェトロは新たな事業プログラム「J-Twende(Japan-Africa Collaboration Hub)」を立ち上げます。「Twende」はスワヒリ語で「Let's go」を意味します。
本事業のポイントは以下2点です。
- アフリカ大企業の”生のニーズ”を発表する事業をジェトロが初めて実施します
アフリカの重要課題である「稼ぐ力」「人づくり」「街づくり」に焦点を当て、現地大企業が求めるモノ・サービス・技術を日本企業やスタートアップから募ります。日本企業からの売り込みではなく、アフリカ企業がニーズを発信し、それに対するソリューションを持つ日系スタートアップ等とのマッチングを図る形式はジェトロとして初の取り組みです。プログラム実施以降の企業連携・展開のステージにおいてもジェトロが継続して支援します。 - アフリカ各国の有力企業を8月のTICAD9に招きます
ジェトロが8月に開催する「TICAD Business EXPO & Conference」に合わせてプログラムを実施します。エジプトの総合家電メーカーELARABY、ケニアの半導体スタートアップSTL、南アフリカの自動車組立システム開発企業Jendamarkと食品メーカーSovereign、ガーナのモバイルマネー大手MTN Mobile Moneyなど、ジェトロが選りすぐったアフリカを代表する有望企業の参加が予定されています。
アフリカの社会課題解決のカギは「稼ぐ力」「人づくり」「街づくり」のテクノロジー
アフリカは急速な人口増加の中で、多様な社会課題と新たな成長機会が交錯しています。社会課題をビジネス機会に変える3つのポイントは「稼ぐ力」「人づくり」「街づくり」であり、これを可能にする鍵こそが日本企業の技術です。
アフリカ企業の課題×日本の技術による新たな日本、アフリカ企業のイノベーション創出を目指す
J-Twendeでは、日本企業の技術、ノウハウを活用してビジネス上の課題解決を目指すアフリカ有力企業(チャレンジオーナー)と、課題解決に資する技術等を持つスタートアップを含む日本企業のマッチングを実施し、日本企業のアフリカ展開、アフリカ有力企業の課題解決を目指します。
本事業のスタートとして、2025年7月23日(水曜)に「J-Twende(Japan-Africa Collaboration Hub)ローンチイベント」をオンラインで開催します。ジェトロの在アフリカ事務所より、各国のチャレンジオーナーの概要、ビジネス上の課題についてご紹介します。
2025年8月20日(水曜)~22日(金曜)に開催されるTICAD Business EXPO&Conferenceに合わせて、ジェトロが選定したチャレンジオーナーが来日し、21日(木曜)には会場にてビジネス上の課題についてリバースピッチを行います。
ジェトロは、ローンチウェビナー以降、課題解決に資する技術等を持つ日本企業のソリューション募集をJ-Twendeウェブサイト上で行います。チャレンジオーナーが有する課題解決、日本企業のアフリカ展開に向けて、チャレンジオーナー、日本企業の意向に応じたきめ細やかな個社支援をいたします。

「J-Twende(Japan-Africa Collaboration Hub)」事業概要
項目 | 詳細 |
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事業名 | J-Twende(Japan-Africa Collaboration Hub) |
事業目的 | ビジネス上の課題解決を目指すアフリカ有力企業(チャレンジオーナー)と、課題解決に資する技術等を持つスタートアップを含む日本企業のマッチングを実施。アフリカ現地有力企業が抱えるビジネス上の課題を日本企業のアフリカ展開のチャンスとすべく、支援を行う。 |
事業フロー |
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項目 | 詳細 |
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日時 | 2025年7月23日(水曜) 17時00分~18時00分(日本時間) |
方式 | ウェビナー |
言語 | 日本語 |
内容 |
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参加事務所 | ジェトロ・カイロ事務所、アクラ事務所、アビジャン事務所、ラゴス事務所、ナイロビ事務所、ヨハネスブルク事務所、ラバト事務所(予定) |
項目 | 詳細 |
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詳細 | J-Twende(Japan-Africa Collaboration Hub) |
締切 | 2025年8月6日(水曜)17時00分(日本時間)※第一次申込締切 2025年9月以降も随時受付(チャレンジオーナーの意向に応じて受付締切) ※TICAD Business EXPO&Conference期間中での対面面談は第一次申込締切前のみ受付可 |
対象 |
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項目 | 詳細 |
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Japan-Africa Collaboration Pitch (チャレンジオーナーによるリバースピッチ) |
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TICAD Business EXPO&Conference会場内での対面面談 | 「3.ソリューション提案」第一次申込締切までに提案を行った日本企業について、チャレンジオーナーが関心を示した場合ジェトロにて対面面談をアレンジする。 |
項目 | 詳細 |
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支援期間 | 2025年9月より原則1年間程度。但し、事業の進捗に応じた延長も検討。 |
支援内容 |
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