老舗、スタートアップともに健康・環境志向 －シアル・パリ2018にみるドイツ食品メーカーのトレンド－

2018年10月21～25日、欧州最大級の総合食品見本市「シアル（SIAL）」がフランス・パリで開催され、世界200カ国近くから31万人以上が参加した（注1）。同見本市は食品のイノベーションやトレンドなどについて最新の情報が集まる場所だ。ジェトロ・デュッセルドルフ事務所では同見本市に出展したスタートアップなどドイツ企業4社にヒアリングした。近年のドイツ食品市場のトレンド、特に有機や自然食品、持続可能性、環境への配慮などについてヒアリング結果を紹介する。