海外農林水産・食品ニュース(Food & Agriculture)

EU 焼酎の四合瓶と一升瓶の使用を例外的に容認 -焼酎の欧州市場拡大に追い風-

(EU、ベルギー)

ブリュッセル事務所発

2019年02月18日

 欧州連合(EU)の欧州議会は2018年9月12日、日本からの焼酎輸入において、EUでは規格外の四合瓶(720ミリリットル)および一升瓶(1,800ミリリットル)の使用を例外的に容認する欧州委員会提案を承認した。これは2019年2月に発効した日EU経済連携協定(EPA)の法令整備の一環である。これにより日本で流通している容量の瓶での輸出が可能となるが、フランスやベルギーで清酒や焼酎を取り扱っている卸売事業者らは、「認知度の低い焼酎の需要拡大に向けた戦略的プロモーション」が必要と語った。
 なお、製品の容量・サイズ規制に関しては、アルコール類に限らず2007年10月11日から規制が緩和されており(2007年欧州議会・理事会指令2007/45/EC)、日本酒についてもそれ以降規制はなくなっていた。

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