海外農林水産・食品ニュース(Food & Agriculture)

ブレグジットを控えCAPの在り方に注目集まる -欧州委 アイルランドで市民対話を開催-

(EU、英国、アイルランド)

ブリュッセル事務所発

2018年10月29日

欧州委員会は2018年9月26日、“ブレグジットと欧州-我々はどこに向かうのか”と題するシンポジウム(市民対話)を開催した。場所はアイルランド南東部の都市ウェクスフォード(ウェクスフォード州政府庁舎)で、アイルランドと欧州の関係強化を推進する非営利法人ヨーロピアン・ムーブメント・アイルランドとの共催によるものである。登壇したアイルランド農業生産者協会(IFA)関係者は、混乱回避に向けたEUの主導性に期待感を示し,特に“作物別に介入価格を定め、市場価格がそれを下回った際に、EU加盟国機関が買い支える”という農業生産者の所得補償を支える共通農業政策(CAP)について配慮を求めた。

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