海外農林水産・食品ニュース(Food & Agriculture)

多様化する欧州の消費者と畜産物〔前編〕 -生産者との連帯が生んだブーム-

(EU、フランス)

ブリュッセル事務所発

2018年09月03日

欧州ではベジタリアン(菜食主義者)やビーガン(完全菜食主義者)が増加傾向ではあるものの、多くの国で人口の数パーセントを占めるに過ぎない。一方、「Flexitarian」(フレキシタリアン)と呼ばれる畜産物(食肉・乳製品)の摂取量を減らす人が着実に増えている。彼らは、畜産物の摂取量は減らすものの、その原産国や生産方法などに関心を持ち、品質がより高いものを求める傾向が顕著になってきている。先ごろフランス市場で最大シェアの乳製品ブランドを持つ「Sodiaal」(ソディアル)を訪問し、「フェアミルクブーム」など同国における乳製品の消費傾向について聞いた。本シリーズ「前編」として紹介する。

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