海外農林水産・食品ニュース(Food & Agriculture)

ベトナム産こしょうの世界シェア40%へ拡大 -持続可能な生産体制の構築が課題-

(ベトナム)

ホーチミン事務所発

2018年08月27日

「スパイスの王様」と呼ばれ、世界中で使用されている胡椒(こしょう)。ベトナムは今やこしょうの生産量では世界の約40%を占める一大生産拠点にまで成長した。一方で、大量の農薬や化学肥料を使用する農家も多く、残留農薬リスクが問題視されている。また土地に負担をかける無理な栽培により、持続的な栽培ができない可能性もある。ベトナムにおけるこしょう生産の現状と課題について、ヒアリングを交え報告する。

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