海外農林水産・食品ニュース(Food & Agriculture)

米国大手企業のBPAに対する取り組み -カリフォルニア州法プロポジション65-

(米国)

ロサンゼルス事務所発

2018年07月23日

カリフォルニア州法プロポジション65(「安全飲料水および有害物質施行法」)では、がんや出生異常など人体に害を及ぼす恐れがある危険物質として900項目を超える化学物質がリスト化されている。ビスフェノールA(BPA)については、2015年5月11日にリストに追加され、翌16年5月11日以降BPAを使用した商品には警告文を表示する義務が生じた(注1)。BPAはプラスチック製品や食品、飲料に使われている缶のライニング(塗装)やビンのふたなどさまざまな製品に含まれているため、健康意識の高い消費者を中心にBPAへの懸念が高まっている。こうしたことから、企業には規則への順守以上の対応が求められている。そこで今回は消費者への説明責任という観点から米国大手企業のBPAに対する取り組みの一部を紹介する。

Food&Agriculture a3d19b210b65e08a

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。

ご質問・お問い合わせ

ジェトロ農林水産・食品課
Tel:03-3582-5186
E-mail:afa-research@jetro.go.jp