欧州のワイン生産 歴史的低水準の見通し －COPA-COGECAが発表、価格上昇懸念も－

欧州を代表する農業生産者団体である欧州農業組織委員会（COPA）・欧州農業協同組合委員会（COGECA）は2017年10月10日、2017年収穫期のEU域内でのワイン生産が、気候変動などの影響で記録的低水準になるとの見通しを明らかにした。ぶどうの品質については「良好」で「価格上昇も想定される」との見方も示しているが、COPA-COGECAは被害に伴う損失の補填（ほてん）にはなり得ないと指摘した。