海外農林水産・食品ニュース(Food & Agriculture)

配合飼料生産は減少の見通し -背景に特定家畜伝染病などの影響-

(EU)

ブリュッセル事務所発

2017年04月24日

欧州配合飼料工業連盟(FEFAC:European Feed Manufacturers' Federation)は2017年2月28日、2016年のEUにおける配合飼料の生産量が1億5,340万トンとなり、前年比で1.0%減少したと発表した。背景には、欧州全域での高病原性鳥インフルエンザ(Avian Influenza)発生や、東欧を中心とするアフリカ豚コレラ(ASF:African Swine Fever)感染拡大、生乳クオータ制度撤廃に伴う生乳生産の不安定化などの要因があるとFEFACは指摘している。また、2017年についても、配合飼料の生産量は1%程度の減少が続くとする“悲観的な見通し”をFEFACは明らかにした。

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