海外農林水産・食品ニュース(Food & Agriculture)
運用効率化のためのCAP改革を支持 -欧州最大の農業生産者団体が声明-
(EU)
ブリュッセル事務所発
2017年03月13日
欧州最大の農業協同組合・農業生産者の産業団体である欧州農業組織委員会(COPA)・欧州農業協同組合委員会(COGECA)は2017年2月2日、欧州共通農業政策(CAP)改革に向けて、欧州委員会が開始したパブリック・コンサルテーション(公開諮問)に積極参画する方針を明らかにした。CAPはEUにおける農業事業者の所得保障や農村振興を“二本の柱”とする。同団体(COPA-COGECA)は、これまでのCAPの役割を評価したが、農業事業者から現行CAPでは申請書類作成の負荷を伴うことなどに批判が出ていたと指摘。申請手続きの簡素化などルール見直しを求めるとしている。今回の公開諮問は、2017年5月2日まで続けられ、欧州農業の利害関係者から意見・要望を受け付ける。
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