海外農林水産・食品ニュース(Food & Agriculture)

揚げ物用などのパン粉の販売好調、輸入も拡大(チリ) -ライフスタイルの変化による調製食品需要の増加が背景に-

(チリ)

サンティアゴ事務所発

2016年03月28日

首都圏のスーパーマーケットやベガ中央卸売市場で日本風の「PANKO」が販売されており、粉末状のチリ風パン粉「パン・ラヤド」と比べ、サクサクしておいしいと評判だ。「PANKO」をつけて揚げたロール寿司も話題になっている。「PANKO」と「パン・ラヤド」を合わせたパン粉全体の輸入量は、過去5年間で約2.5倍、1,793トンに拡大した。一人暮らしの若者が増えるなどチリ人のライフスタイルが変化・多様化しており、主に揚げ物に利用されるパン粉やその他の調製食品への需要が増加している。

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