海外農林水産・食品ニュース(Food & Agriculture)

東南アジアとは異なる中東のハラール基準 -ドバイにおけるハラール食品の状況(後編)-

(アラブ首長国連邦)

ドバイ事務所発

2016年03月28日

ドバイ市内には、大規模から小規模までさまざまなサイズの食品小売店舗があるが、周辺地域の住民の特性に応じて、多様な人種と宗教の顧客が混在して来店するような一部の店舗では、ハラール食品の扱いだけではビジネスが成立しにくい。そのため、一部の店舗では、店内の一角に「Non-Muslim Corner」などと表記されたコーナーを設け、区分して非ハラール食品を販売している。また、中東と東南アジアの間でイスラム教への考え方が文化や食などの面で大きく異なることが、非ハラール食品売場にも影響している。

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