海外農林水産・食品ニュース(Food & Agriculture)

長い歴史と独特の風土を生かしたワイン産業 -日本への輸出は最大市場の米国に次ぐ-

(イスラエル)

テルアビブ事務所発

2015年11月16日

テルアビブ郊外にある酒屋のワインコーナーに立ち寄ると、欧州、南米、オーストラリア産の輸入品の横に自国イスラエル産ワインが並んでいるのが目につく。ざっと数えただけで25ブランド以上の国産ワインがあり、選択に困った客が店主に相談することはよくある。創業60年以上の酒屋の店主は「一昔前の国産品は種類も少なく、ワインと呼ぶにふさわしくない代物だった。だが今のイスラエル産ワインはバラエティーも豊富で品質も高い。多くの客が国産ワインを購入している」という。

イスラエル輸出協力機構によれば、現在、国内には250以上のワイナリーが存在しており、うち40社は商用規模の生産を行っている。

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