政府公共調達データベース
国立大学法人 - 資料提供招請に関する公表手術室患者画像情報システム一式
本調達はWTOの政府調達に関する協定、日EU経済連携協定又は日英包括的経済連携協定の適用を受ける調達です。
公示日/公告日 | 2024年05月23日 |
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公示の種類 | 資料提供招請に関する公表 |
調達機関 | 国立大学法人(北海道) |
分類 |
0022 医療用又は獣医用機器
0031 医療器具機械 |
本文 |
資料提供招請に関する公表 次のとおり物品の導入を予定していますので、当該導入に関して資料等の提供を招請します。 令和6年5月 23 日 国立大学法人北海道大学 総長 寳金 清博 ◎調達機関番号 415 ◎所在地番号 01 1 調達内容 ⑴ 品目分類番号 22、31 ⑵ 導入計画物品及び数量 手術室患者画像情報システム 一式 ⑶ 調達方法 購入等 ⑷ 導入予定時期 令和7年4月以降 ⑸ 調達に必要とされる基本的な要求要件 A 手術室映像システム ⑴ 手術室内の天吊りアームモニタ、壁面大型モニタ、及び記録用装置に、術野カメラ、内視鏡装置、顕微鏡装置、ロボット手術装置、生体情報モニタの映像をタッチパネルモニタで直感的に切り替えることができること。尚、術野カメラ、天吊りアームモニタ、壁面大型モニタは既設の機器を使用すること。 ⑵ 手術室の壁面及び映像システムラック入力端子を設け配線を行うこと。入力端子の形状はHD―SDI、3G―SDI、12G―SDIの信号を想定し、BNC端子とすること。 ⑶ 入力端子の形状に合わせ、必要に応じ内視鏡、顕微鏡、映像入力装置には変換装置を設けること。 ⑷ 入力された映像は画面合成装置を用いて医療安全用の映像を作成できること。 ⑸ 映像のスイッチャー装置は、12G―SDI信号の4K映像の取り回しが可能であること。 ⑹ 映像システムのコントローラーは、スイッチャー操作、録画操作、天吊りアームモニタ操作、術野カメラ操作及び病理配信システム操作が行えること。 ⑺ 映像システムのコントローラーは手術室の入室患者情報及び手術情報を取得しタッチパネルに表示すること。 ⑻ 映像記録装置は入力された映像を手術室患者画像システムサーバにリアルタイムに映像ファイルを転送し保存すること。また、緊急録画機能を有すること。 ⑼ 映像記録装置はサーバ保存と同じ画質で診療科から持ち込むUSBデバイスに記録することが可能であること。ただし、映像記録装置において使用するUSBデバイスは本院が保有するアンチウイルス対策ソフトウェアでウィルスチェックを行い、かつ指定期間内にウィルスチェックを受けたUSBデバイスのみ使用できる機能を有すること。また、USBデバイスによる映像保存を行った際は、ログを保存する機能を有すること。 ⑽ 映像コントロールシステムの電源は、一括ON/OFFが可能であること。 ⑾ 術野カメラの映像確認用のモニタを備えること。 ⑿ 手術室の漏電を防ぐため、アイソレーション電源装置を設けること。 ⒀ 手術室の各部屋に映像システムラックを設けること。 B 手術室患者画像情報システム用サーバ ⑴ 新たにオンプレミスのサーバにシステムを構築すること。 ⑵ 手術室からの映像は病院情報ネットワーク(MINET)を使い本サーバに保存すること。 ⑶ ストレージサーバは、既存の記録映像、5年間分のSD画質全記録映像及び直近2ヶ月分の全HD画質全記録映を保存できる容量を保持し、かつ容量の拡張ができること。 ⑷ 保存容量を超えた動画データは、古いデータから自動削除を行う機能を有すること。 ⑸ 記録映像はLTOテープにバックアップできること。バックアップされたLTOテープはサーバからどのテープに書き出したかをライブラリ管理できること。 ⑹ 院内各所に設置する編集用PCと本サーバを接続し、編集を行えること。 ⑺ 既存の記録映像、またそれに紐づく手術情報及び患者情報を引継ぎ、本システムでも継続して映像の確認及び編集が行えること。 ⑻ 手術室患者画像情報システムは本学の麻酔記録システムと連携し、患者情報、手術情報、執刀医情報を取得できること。 ⑼ 手術室患者画像情報システムは本学の麻酔記録システムのイベント情報により自動入室情報表示、自動録画の開始、自動録画の停止ができること。 ⑽ 手術室患者画像情報システムは本学のHISと連携し、ユーザーマスタ、職員マスタ及びパスワード情報を取得できること。 ⑾ 手術室患者画像情報システムは編集端末で作成した静止画を本学の画像ファイリングシステムに転送できること。 ⑿ 電源は二重化すること。 ⒀ 電源異常時、10分間以上電源供給可能な無停電電源装置を装備すること。 ⒁ 外来棟4階、サーバ室に設置される機器は、19インチ46Uラックに収めること。 ⒂ ラックは、必要に応じ用意すること。 C 監視モニタリングシステム ⑴ 手術室内及び手術室周辺廊下に天井ドームカメラを設置すること。 ⑵ 天井ドームカメラは夜間暗視モードでの撮影が可能なIPカメラであること。 ⑶ 手術室内の天井ドームカメラの映像は各手術室の画面合成装置にも映像を入力すること。 ⑷ 天井ドームカメラの映像はカメラサーバーに24時間撮影で60日保存すること。 ⑸ カメラサーバーは、電源異常時、10分間以上電源供給可能な無停電電源装置を装備すること。 ⑹ 監視モニタリングシステムは各天井ドームカメラの映像、各手術室内の映像記録配信装置の録画映像及び生体情報モニタの映像配信が可能であること。 ⑺ 多画面分割でリアルタイム映像配信が可能であること。 ⑻ プリセット登録呼び出しで簡単に表示内容を切り替えることができること。 ⑼ 配信を表示する壁面大型モニタは24時間連続稼働が可能であること。 ⑽ 監視モニタリングシステムの配信端末は予期せぬシャットダウンに耐えられること。 D 手術室患者画像情報閲覧編集用端末 ⑴ 手術室患者画像情報閲覧編集用端末に本学のHISをインストールすること。 ⑵ 記録・編集後の映像を外部メディアに保存できること。 ⑶ 手術映像をリアルタイムで視聴可能なこと。 ⑷ 手術室患者画像情報システム用サーバに蓄積された映像を編集できること。 ⑸ ユーザーの映像視聴、編集のログをサーバに保存できること。 E 手術室患者画像情報閲覧用相乗りソフトウェア ⑴ 本学のHIS端末に視聴ソフトウェアのインストールを行い動作可能なこと。 ⑵ ネットワーク負荷を鑑み、HIS端末からの同時視聴アクセス数の制限ができること。 ⑶ 手術室のライブ映像を視聴可能なこと。 ⑷ 手術室患者画像情報システム用サーバに蓄積された動画のカット編集、静止画の作成ができること。ただし、動画取り出しは編集用端末からのみとし、HISへの静止画コピー&ペーストは可能であること。 ⑸ 本学の麻酔記録システムの波形画像表示から、呼び出し開始時間を指定して手術室患者画像情報システム用サーバに蓄積された該当患者の動画の再生が可能であること。 F 病理画像迅速配信システム ⑴ 病理室の顕微鏡映像又は病理診断映像をリアルタイムに手術室に配信できること。 ⑵ 病理室において配信したい手術室を選択し、病理室及び手術室の双方向で会話が可能であること。 ⑶ 病理室側でも手術室のライブ映像を視聴可能なこと。 ⑷ 配信中のライブ映像に対し、アノテーション機能にて画面上に書き込みが出来ること。 ⑸ 複数端末の書き込みに対応するため、書き込みの出来る色は5色以上用意すること。 2 資料及びコメントの提供方法 上記1⑵の物品に関する一般的な参考資料及び同⑸の要求要件等に関するコメント並びに提供可能なライブラリーに関する資料等の提供を招請する。 ⑴ 資料等の提供期限 令和6年7月8日17時00分(郵送の場合は必着のこと。) ⑵ 提供先 〒060―8648 札幌市北区北14条西5丁目 北海道大学病院管理課係長(用度第一係) 戸來 茂樹 電話011―706―7401 3 説明書の交付 本公表に基づき応募する供給者に対して導入説明書を交付する。 ⑴ 交付期間 令和6年5月23日から令和6年7月8日まで。 ⑵ 交付場所 上記2⑵に同じ。 4 説明会の開催 本公表に基づく導入説明会を開催する。 ⑴ 開催日時 令和6年5月31日11時00分 ⑵ 開催場所 北海道大学病院管理課入札室 5 その他 この導入計画の詳細は導入説明書による。なお、本公表内容は予定であり、変更することがあり得る。 |