セミナー・講演会【ジェトロ・メンバーズ限定】「張忠謀自傳」を読む ―台湾半導体産業が築かれた道程―

張忠謀(モーリス・チャン)氏は、世界の半導体産業をリードする台湾のTSMC(台湾積體電路製造)の設立を企画し、長くその経営を担ってきました。

昨年、待望されていた「張忠謀自傳 下冊」が出版されました。今回、この自伝を読み解きながら、今日の台湾半導体産業が築かれたプロセスを辿ります。

現在、台湾は世界の半導体産業をリードしています。

その中心であるTSMC(台湾積體電路製造)は、世界のロジック半導体の製造の多くを担い、特に先端半導体においては独占的なポジションにいます。同社は1987年、張忠謀氏のプランに基づいて設立され、張氏はその後長く同社の発展を牽引してきました。

昨年、上冊出版後、長く待ち望まれていた張氏の自伝の下冊が出版されました。そこでは、1985年に張氏がアメリカから台湾に移り住み、TSMCの設立と経営に携わった30年あまりが述べられています。 今回のセミナーでは、自伝の台湾移住後の章を読み解きながら、今日の台湾半導体産業がどのうように構築されたのか、そのプロセスを辿ってみたいと思います。

日時

2025年11月17日(月曜)10時00分~2026年3月13日(金曜)23時45分

場所 オンライン開催 (オンデマンド配信)
内容
本講座の内容 時間:約1時間(予定)
  • 台湾半導体産業前史(張忠謀氏の渡台以前)
  • 渡台までの張忠謀氏
  • TSMCの設立
  • TSMC設立当初の困難
  • 後発から最先端へ
  • 顧客とのインタラクション
  • 難航した後継者選び
講師
ジェトロ・アジア経済研究所 上席主任調査研究員 佐藤 幸人
【講師略歴】
東京大学経済学部卒業、国立台湾大学経済学研究所修士課程修了、神戸大学経済研究科より博士号。
1986年アジア経済研究所入所。
1989~92年、2001~03年、台北に駐在。
新領域研究センター長、研究推進部長を経て現職。
専門は台湾及び東アジアの産業発展と経済社会の分析。
主要な著作は「台湾ハイテク産業の生成と発展」(岩波書店)
主催・共催 ジェトロ
参加費

ジェトロ・メンバーズ限定:無料

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お申し込み締め切り

2026年03月09日(月曜) 23時59分

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Tel:03-3582-5176(平日 9時00分~12時00分、13時00分~17時00分)
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