株式会社野州たかむら
市場の声を商品開発につなげ海外販路を開拓、輸出額20倍を実現
栃木県芳賀郡 ウェブサイト
- 輸出品目:
- べっこう飴
- おもな輸出先:
- 米国、台湾、香港、ベトナム、オランダ、イタリア
デジタル活用と現地ニーズの探求で、べっこう飴を世界へ
サービスご利用の背景
株式会社野州たかむらは、創業以来、一貫して「あめづくり」に取り組んできた菓子メーカーである。
同社のべっこう飴は、可愛らしい形状やデザイン性の高いパッケージを特徴としており、高級スーパーやこだわりの商品を扱う専門店などで支持を集めている。価格帯は一般的な商品より高めであるものの、その付加価値によって差別化を図ってきた。
一方で、国内市場だけでなく海外市場への展開による事業拡大を目指していたものの、輸出経験が乏しく、どこから着手すべきか分からない状況にあった。
そこで同社は、ジェトロの「輸出プロモーター事業」を活用し、本格的な海外販路開拓に挑戦した。
取組・支援
- デジタルツールを活用した海外バイヤーとの接点創出
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販路開拓において同社が注力したのは、展示会や商談会への参加に加え、ジェトロのオンライン商談プラットフォーム「Japan Street」の積極活用であった。
輸出プロモーター(専門家)は、商品情報の見せ方や検索性向上について助言を実施。掲載写真の品質向上や掲載枚数の充実、商品紹介動画の追加、商品説明文の改善に取り組んだ。
さらに、海外バイヤーが検索するキーワードを意識した情報発信を行うことで、商品ページの閲覧数や問い合わせ件数が増加。多くの商談機会の創出につながり、成約獲得へと結び付いた。 - 現地ニーズを捉えた商品開発
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同社は、国や地域によって味覚やパッケージの評価基準が異なることに着目し、未開拓市場への進出に際しては市場調査を重視した。
海外展示会では輸出プロモーターの助言を受けながらアンケート収集方法を改善し、より多くの消費者データを取得。現地消費者の嗜好や購買行動を分析しながら、商品開発へ反映していった。
こうして得られた市場データを基に新商品を開発し、ターゲット市場へ投入。その結果、現地ニーズとの適合性が高まり、新規市場での販売拡大に成功した。 - 品質・安全管理体制の強化
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販路拡大と並行して、輸出基盤の整備にも取り組んだ。
同社は国際的な食品安全マネジメントシステムであるISO22000認証を取得し、品質管理体制を強化した。
また、米国市場への本格参入に向けて、米国食品安全強化法(FSMA)への対応を開始。専門家の支援を受けながら体制整備を進めるとともに、予防管理適格者(PCQI)の資格取得にも取り組み、グローバル市場に対応できる企業体制づくりを進めた。
成果・展望
こうした取組の結果、同社の輸出額は支援開始前と比較して20倍へと拡大した。
この成果の背景には、経営トップを含む輸出担当チーム3名が一丸となり、海外市場開拓に積極的に取り組んだことがある。市場環境の変化や顧客ニーズに柔軟に対応しながら、継続的な営業活動と商品改善を積み重ねてきた。
また、展示会、商談会、Japan Streetなどジェトロの多様な支援メニューを効果的に活用したことも、販路拡大を後押しした。
今後は、米国市場をはじめとする更なる海外展開を視野に入れながら、品質・安全管理体制の強化と市場ニーズに即した商品開発を継続し、世界市場におけるブランド価値向上を目指している。
各種フレーバー揃う動物べっこう飴
可愛い形状の和べっこう飴
完成度高い展示会ブース
ご利用いただいたジェトロのサービス
株式会社野州たかむら
栃木県芳賀郡
https://yashu-takamura.co.jp/ ![]()
代表取締役社長:小崎 和江
創業:1965年(設立:1975年9月)
事業内容:菓子・食料品及び医薬品の製造
2026年9月





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