日本レトルトフーズ株式会社

信頼関係を築き、共に成長する。顧客との協働で海外取引を拡大

愛知県岡崎市 ウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

輸出品目:
各種豆類の加工品(煮蒸豆、豆菓子、等)
おもな輸出先:
米国、台湾、香港、ベトナムほか


品質保証と継続的な関係構築で海外市場を開拓

サービスご利用の背景

日本レトルトフーズ株式会社は、前身である味噌・醤油製造業で培った大豆加工技術を活かし、蒸し豆、煮豆、ソイミート、豆菓子など幅広い豆加工食品を製造する食品メーカーである。
特に学校給食向け食品の分野では長年にわたり実績を積み重ね、安全・安心な製品づくりを強みとしてきた。
一方で、国内市場は人口減少に伴う需要縮小が進んでおり、新たな成長機会として海外市場への本格参入を模索していた。
そこで同社は、ジェトロの「輸出プロモーター事業」を活用し、海外販路の構築に取り組んだ。

取組・支援

国際認証取得による輸出基盤の整備
海外市場への展開にあたり、まず着手したのは品質保証体制の強化であった。
輸出プロモーター(専門家)の助言を受け、同社は食品安全マネジメントシステムの国際認証であるFSSC22000を取得。さらに、米国市場を見据えてFDA施設登録も実施した。
こうした取り組みにより、海外バイヤーに対し品質管理体制の信頼性を示すことが可能となり、本格的な輸出活動の土台を整えた。
「選択と集中」による販路開拓
輸出活動では、やみくもに顧客を増やすのではなく、有望な取引先を見極めて重点的にアプローチする戦略を採用した。
輸出プロモーターは、ターゲット顧客の選定から営業方針の策定までを支援。同社は選定した顧客に対し、継続的かつ積極的な営業活動を展開した。
訪問や情報共有を重ねる中で、企業としての技術力や品質管理体制への理解が深まり、徐々に顧客との信頼関係が構築された。
その結果、単発の注文ではなく、継続的なリピート受注へと発展。安定した輸出取引の実現につながった。
顧客との協働による関係強化
なかでも台湾市場では、取引先との関係構築に特に力を入れた。
同社は現地を訪問して継続的に商談を実施するとともに、取引先の経営層が来日した際には工場見学へ招待。製造設備や品質管理体制を実際に確認してもらう機会を設けた。
さらに、新商品開発における協業体制についても意見交換を行い、将来的な成長を共有できるパートナーシップの構築を進めた。
単なる売り手と買い手の関係を超え、共に市場を育てる協働関係へと発展したことが、同社の大きな特徴である。

成果・展望

台湾向け取引は国内大手食品輸出商社を経由した間接輸出であるが、同社は輸出商社とのコミュニケーションも重視し、継続的な訪問や情報共有を実施した。
その結果、輸出商社が持つ海外ネットワークを活用した米国向け取引が新たに実現。既存売上を大きく押し上げる成約へとつながった。
また、顧客との信頼関係を軸とした営業活動により、継続的なリピート受注や共同商品開発の可能性も広がっている。
今後は、既存取引先との関係をさらに深めながら、新商品開発や新規市場開拓にも取り組み、持続的な輸出拡大を目指している。

主な輸出商品(煮蒸豆類、豆菓子、大豆ミート、等)

豆類加工の要であるレトルト釜設備

台湾企業との商品開発商談

ご利用いただいたジェトロのサービス

日本レトルトフーズ株式会社

愛知県岡崎市
https://www.nichireto.com/ 外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
代表取締役:神谷 直久
創業:昭和59年10月25日
事業内容:加圧加熱殺菌食品、ボイル殺菌食品、菓子、醤油の製造販売

2026年9月

関連情報

ご相談・お問い合わせ

現地日系企業の皆様

最寄りのジェトロ事務所にご連絡ください。