小江戸鏡山酒造株式会社
小規模酒蔵ならではの魅力を武器に、海外市場への挑戦を加速
サービスご利用の背景
小江戸鏡山酒造株式会社は、観光地として国内外から多くの来訪者を集める埼玉県川越市で唯一の酒蔵である。
酒造りが行われる蔵はテニスコート一面ほどの小規模な施設ながら、四季醸造による多彩な商品展開を行い、日本酒ファンや観光客から高い評価を得ている。
同社は事業拡大を見据え、海外市場への展開を検討していた。当時は香港向けに商社を通じた輸出実績があったものの、自社主導での海外販路開拓の経験やノウハウは十分ではなかった。
そこで、海外市場への本格参入を目指し、ジェトロの「輸出プロモーター事業」を活用した。
取組・支援
- 自社の魅力を伝える情報発信を強化
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同社の強みは、定番商品に加え、毎月発売される個性豊かな限定酒など、多彩な商品ラインアップにある。
輸出プロモーター(専門家)は、その魅力を海外バイヤーへ効果的に伝えるため、動画を活用した商談資料の作成を支援した。酒造りへのこだわりや蔵の雰囲気、商品の特徴を視覚的に伝えることで、オンライン商談でも企業の魅力が伝わる仕組みを構築した。
新型コロナウイルス感染症の影響により海外営業活動が大きく制限される中、同社はオンライン商談を積極的に活用。完成した資料を駆使しながら商談を重ね、多くのバイヤーとの接点を創出した。 - コロナ禍でも新規市場を開拓
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渡航が制限される中、同社はジェトロの「サンプルショールーム」事業を活用し、米国市場での販路開拓に取り組んだ。
輸出プロモーターと共に商談準備を進め、オンラインでの商談を重ねた結果、新規取引先の獲得に成功。コロナ禍という厳しい環境下においても、着実に海外展開を進めることができた。
その後、渡航制限が緩和されると、現地パートナー企業との連携を強化。輸出プロモーターとともに現地での試飲会や同行営業を実施し、小売店や飲食店への提案活動を積極的に展開した。
実際に商品を味わい、蔵元の思いや酒造りの背景を直接伝えることで、現地事業者との信頼関係を深め、新たな販路獲得につなげていった。 - 各種支援制度を活用し海外展開を加速
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小規模事業者にとって海外渡航費や販促費用は大きな負担となる。
同社は輸出プロモーターの助言を受けながら補助金申請にも挑戦。初めての申請書作成にも取り組み、採択を獲得した。
これにより、渡航制限解除後は海外展示会や商談会へ積極的に参加することが可能となり、更なる販路開拓を進めることができた。
成果・展望
同社はジェトロが実施する商談会や展示会、サンプルショールーム事業などを積極的に活用し、多くの商談機会を獲得した。
また、オンラインツールや翻訳サービスを活用しながら、自ら海外バイヤーとのコミュニケーションにも挑戦。語学面のハードルを乗り越え、着実に海外ネットワークを広げていった。
特に、蔵元自らが商品の魅力や酒造りへの思いを発信し続けたことが、多くの海外バイヤーから支持を得る要因となった。現在では米国、香港、マカオ、フィリピン、シンガポールなど複数市場で取引が拡大し、海外販路は着実に広がっている。
今後も、海外パートナーとの関係強化や現地プロモーション活動を継続しながら、「鏡山」ブランドの認知度向上と輸出拡大を目指していく。
契約農家での田植え
清酒鏡山ラインアップ
日本酒の仕込み風景
ご利用いただいたジェトロのサービス
小江戸鏡山酒造株式会社
埼玉県川越市
https://sake-hikami.co.jp/ ![]()
代表取締役社長:五十嵐 昭洋
創業:2007年2月
事業内容:清酒「鏡山」の製造・販売
2026年9月





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