LGエレクトロニクスの第3四半期の業績、テレビや車載事業が牽引

(韓国)

ソウル発

2026年11月02日

韓国のLGエレクトロニクスは10月28日、2026年第3四半期(7~9月)の業績(連結ベース)を発表した(添付資料表参照)。売上高は前年同期比8.9%増の23兆8,241億ウォン(約2兆8,589億円、1ウォン=約0.12円)、営業利益は13.5%増の7,819億ウォンと増収増益だった。

同社は当期の業績について、次のとおり説明した。

  1. 中東情勢など、不透明な外部環境にもかかわらず、主力事業の差別化した製品競争力が成長を牽引した。新しい事業ポートフォリオ分野であるBtoBの売上高は、前年同期比3.4%増の6兆1,000億ウォン、サブスクリプションは8.6%増の7,600億ウォンを記録した。
  2. 営業利益は前年同期比で2桁増を記録した。生活家電と車載事業が安定的な収益性を維持する中、テレビなどメディア・エンターテインメント事業が前年同期に比べ、業績が大幅に改善した。

事業部門別の業績については、次のとおり説明した。

(1)HS(ホーム・アプライアンス・ソリューション)事業本部(洗濯機、冷蔵庫など)

売上高は7兆444億ウォン、営業利益は2,592億ウォンだった。売上高は2四半期連続で7兆ウォンを超えた。プレミアムとボリュームゾーンを同時に担う「ツートラック戦略」が奏功した。短期的な物流費用上昇とマーケティング費用の増加にもかかわらず、運営の効率化を図り、安定的な収益性を維持した。

(2)MS(メディア・エンターテインメント・ソリューション)事業本部(テレビ、ノートパソコンなど)

売上高は5兆215億ウォン、営業利益は1,467億ウォンだった。前年同期に比べ、売上高は7.9%増加し、営業利益は黒字に転換した。有機ELなど、プレミアム製品の販売増加と新興国市場での販売拡大が業績改善をもたらしたけ。

(3)VS(ビークル・ソリューション)事業本部(自動車電装部品など)

売上高は2兆8,261億ウォン、営業利益は1,903億ウォンだった。売上高、営業利益ともに第3四半期ベースとして過去最大だった。受注残の売上高への転換が進み、車載用インフォテインメント(Infotainment)事業が引き続き成長した。売上高の拡大効果と運営効率化で、堅調な収益性を維持した。

(4)ES(エコ・ソリューション)事業本部(空調システムなど)

売上高は2兆1,736億ウォン、営業利益は872億ウォンだった。海外の商業用空調市場を中心に販売が伸びた。営業利益は新事業の受注拡大に対応するための費用増加の影響を受けて減少した。

(李海昌)

(韓国)

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