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インドネシア証券取引所、81銘柄を総合株価指数から除外、指数の信頼性向上へ
(インドネシア)
ジャカルタ発
2026年11月06日
インドネシア証券取引所(IDX)は11月2日、株式保有が少数株主に集中する「株式保有集中度の高い(HSC)銘柄」に指定された81銘柄を、総合株価指数(IHSG)の算出対象から除外した。これにより、IHSGの算出対象は837銘柄となった(11月2日付「CNBCインドネシア」)。適用初日のIHSGは前営業日比0.79%高の5,096.83で取引を終えたが、翌3日は一転して売りが優勢となり、同3.78%安の4,904.29となった。
IDXのジェフリー・ヘンドリック社長は、今回の措置によってIHSGが急落または急騰することはないとの見解を示した。その上で、市場動向をより適切に反映する信頼性の高い指数とすることが狙いだと説明した。HSC銘柄は除外前のIHSGの構成比で約18%、時価総額では市場全体の約30%を占める。ただし、IHSGの算出対象から外れるだけで、上場や売買は継続され、市場全体の時価総額から除外されるものではないとしている(11月2日付「CNBCインドネシア」)。
今回の措置の背景には、指数算出会社の米国MSCIが10月15日、インドネシア市場を「新興国市場」から「スタンドアローン市場」(先進国・新興国・フロンティアのいずれの市場区分にも属さない分類)へ再分類する案について協議を開始したことがある。MSCIは、インドネシア市場では株主構成の透明性や協調的な取引の疑いを巡る懸念が依然として残っているほか、法執行の実効性を示す根拠も乏しいと指摘した。また、インドネシア当局が打ち出した市場改革についても、十分かつ一貫した進展が確認できないとの見方を示していた(2026年11月5日記事参照)。
(山田研司)
(インドネシア)
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