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「TSUNAGU広島」でオランダ・ブラバント地域の半導体関連企業などとビジネスマッチングを実施
(日本、オランダ)
広島発
2026年11月02日
ジェトロと中国経済産業局は、10月13~16日にかけて、「Brabant-Hiroshima Innovation Bridge」を実施し、オランダ・ブラバント地域の半導体関連企業・大学・研究機関・政府関係者(詳細は添付資料表参照)など7社・機関を広島に招聘(しょうへい)し、広島および周辺地域の半導体エコシステムをオランダに向けてアピールした。
開催初日の13日は広島県最大級のオープンイノベーションカンファレンス「TSUNAGU広島2026」の福山会場にオランダブースを出展。セミナーではブラバント地域の産業特性や強みを紹介したほか、福山地域の企業とのビジネスマッチングも実施した。福山市に本社を置きウエハー搬送装置で世界トップクラスのシェアを持つローツェをはじめ、域内のインクジェット関連や部品のメーカーなどが強い関心を示し、参加企業から「多くの収穫があった」などの感想が聞かれた。
(左)TSUNAGU広島2026福山会場オランダブースの様子、(右)セミナーの様子(ともにジェトロ撮影)
オランダより招聘された一行は、マイクロンメモリジャパン、ジェーイーエル、住友重機械マテリアルソリューションズ、トクヤマ、日立ハイテクの各拠点を訪問。装置、部品、材料にわたる広島周辺の半導体関連のサプライチェーンの厚みに触れた。ブラバント地域関係者と初めて接点を持つ訪問先企業も多くあり、欧州の半導体動向を知る絶好の機会となった。
ブラバント地域には、ASMLをはじめ半導体分野のディープテック企業や大学、研究機関が集積し、ブラバント開発公社(BOM)によると、オランダ全体の研究開発投資の約4分の1(52億ユーロ)が同地域に集中する。オープンイノベーションを積極的に推進する政策環境もあり、日本企業も100以上が拠点を置いている。
なお、広島においては、広島大学を中心に「せとうち半導体コンソーシアム」が形成されており、同大学の半導体産業技術研究所(RISE)はブラバント地域が強みを持つフォトニクス(光工学)分野の研究にも力を入れている。
オランダの参加者からは「これまで研究開発のパートナー候補を東京や大阪を中心に探していたが、地方にも産学官が密接に結び付いた半導体エコシステムが根付いていることを知り、広島との連携に大きな可能性を感じた」などの声が寄せられ、両地域の半導体分野での将来的な協業への広がりの可能性をみせた。
(宮崎真里佳)
(日本、オランダ)
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