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9月の消費者物価指数上昇率は前年同月比3.28%、2カ月連続で3%台に
(インドネシア)
ジャカルタ発
2026年11月06日
インドネシア中央統計庁(BPS)が10月1日に発表した9月の消費者物価指数(CPI)上昇率は、前年同月比で3.28%だった(添付資料図参照)。前月(同3.19%)から0.09ポイント加速し、2カ月連続で3%台となったものの、インドネシア中央銀行(BI)が定めるインフレ目標圏内(1.5%~3.5%)に収まった。価格変動の大きい食品やエネルギーを除いたコアインフレ率も前年同月比2.84%と前月2.92%からやや鈍化した。
品目別では、主要11品目全てにおいて前年同月比で上昇した。上昇率が最も高かったのはパーソナルケア・その他サービス(7.77%)で、輸送(4.84%)、食品・飲料・たばこ(4.37%)と続いた。前月比では、食品・飲料・たばこが0.88%上昇と、全品目の中で最も高い上昇率を示した(添付資料表参照)。品目別の価格動向をみると、パーソナルケア・その他サービスでは金宝飾品の価格高騰、食品・飲料・たばこでは生鮮魚、鶏肉、唐辛子、コメなどの価格上昇、輸送ではガソリンなどのエネルギー価格上昇が、それぞれ前年同月比の上昇に寄与した(10月2日付「LPEMプレスリリース」)。
プルマタ銀行のファイサル・ラフマン・マクロ経済・金融市場調査責任者は、無償給食プログラム(MBG)による食料需要の押し上げや、エルニーニョ現象に伴う農業生産への影響を指摘し、食品価格のさらなる上昇に懸念を示した。また、エネルギー価格の上昇が輸送分野を含む物価に波及するリスクや、ルピア安に伴う輸入インフレへの懸念も指摘した。その上で、政府が補助金付きエネルギー価格を現行水準で維持することを前提に、2026年12月のCPI上昇率を前年同月比3.13%程度(2025年12月は2.92%)と予測した(10月2日付「CNBCインドネシア」)。
(山田研司、デシー・トリスナワティ)
(インドネシア)
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