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バリ島の燃料油備蓄を15日分まで積み増し、供給混乱の収束図る
(インドネシア)
ジャカルタ発
2026年11月06日
インドネシアのバフリル・ラハダリア・エネルギー・鉱物資源相は10月19日、バリ島の燃料油(BBM)備蓄を15日分まで積み増す方針を示した。同氏によると、ジャワ島からバリ島への燃料輸送に従事する船舶は従来の3隻から7隻に増強され、燃料備蓄も一時の3~4日分から11~12日分まで回復している。また、バリ州向けの燃料油の割当量が削減されたとの一部報道を否定した。同州で10月に発生した燃料供給混乱を受け、政府は輸送体制の強化と備蓄の積み増しを進めている(10月19日付「エネルギー・鉱物資源省プレスリリース」
)。
バリ州では10月に入り、プルタライト(注1)の供給遅延が発生し、複数の給油所で行列ができていた(10月9日付「コンパス」)。こうした状況を受け、国営石油会社プルタミナは2万6,200キロリットルの追加供給を打ち出した(10月13日付「ビスニス」)。また、バリ州政府はプルタミナと連携し、給油所の24時間営業や、給油所の渋滞緩和を目的とした補助金付きガソリンの給油に偶奇方式(注2、10月17日から23日にかけて実施)を導入するなど、対策を講じていた(10月23日付「バリ州政府HP」、10月27日付「アンタラ」)。
(注1)プルタミナが提供する補助金付きガソリン(RON90)。10月30日現在、1リットル当たり1万ルピア(約90円、1ルピア=約0.009円)で販売されている。
(注2)車両番号の末尾数字が奇数の車両は奇数日、偶数の車両は偶数日に給油できるとする規制(10月16日付「アンタラ」)。
(山田研司)
(インドネシア)
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