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ジェトロ、米モンタナ州に量子・フォトニクス産業視察ミッション派遣
(米国)
サンフランシスコ発
2026年11月05日
ジェトロは9月28~29日、米国モンタナ州ボーズマンに量子・フォトニクス分野のビジネス環境視察ミッションを派遣した。量子・フォトニクス産業に携わる日本企業や公的機関など15社19人が参加し、モンタナ州のビジネス環境や産業集積の現状を視察した。
モンタナ州では、フォトニクスを活用した高度センシング技術の産業集積を目指すヘッドウォーターズ・テックハブ(Headwaters Tech Hub)が2024年に米商務省経済開発局(EDA)から4,100万ドルの実施資金を獲得した。現在、研究開発から事業化、人材育成に至るまでを支援するエコシステムの構築が進められている。
9月28日は、モンタナ州立大学、クアンタムコア(QCore、Quantum Core)、モンタナ・フォトニクス・クアンタム・アライアンス(MPQA)などから、州内の産業集積の状況やスタートアップ支援策について説明を受け、関係機関や参加企業との間で活発な意見交換が行われた。また、フォトニクス集積回路(PIC)のパッケージングを手掛けるPHIX(本社:オランダ)を訪問し、同社のモンタナ州における製造・事業展開について説明を受けた。
セッションを聴講する参加者の様子(ジェトロ撮影)
9月29日は、量子技術向けの極低温環境装置を開発・製造するモンタナ・インスツルメンツを訪問した。また、国家安全保障、防衛、情報機関向けにセンシング技術を提供するCACI(本社:バージニア州レストン)などを訪問し、技術動向や事業展開について意見交換を行った。同日午後からは、日米双方の企業・機関によるピッチセッションが開催され、それぞれのエコシステムの特徴や強みが紹介されるとともに、共同研究やビジネス連携の可能性について認識が共有された。
ピッチセッションの様子(ジェトロ撮影)
ピッチセッション後には、モンタナ州のグレッグ・ジアンフォーテ知事(共和党)も参加するレセプションが開催された。レセプションでは、モンタナ州と日本が共通の価値観の下でイノベーションや産業発展を進めていくことの重要性が強調されるとともに、日本企業や研究機関との連携への期待が示された。参加者からは、モンタナ州における量子・フォトニクス産業の集積に加え、大学・企業・行政が一体となって人材育成や産業振興を進めるエコシステムへの関心が多く寄せられた。また、企業訪問を通じて、量子・防衛・半導体分野における州内企業との具体的な連携可能性を検討したいとの声も聞かれた。
イベント終了後のモンタナ州知事ら関係者と参加者(ジェトロ撮影)
(芦崎暢)
(米国)
ビジネス短信 02cd0857138510dd





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