ジェトロ、北京国際冬季運動博覧会に初出展、「氷雪経済」関連商品の販路開拓を支援

(中国)

北京発

2026年10月27日

ウインタースポーツ用品の専門見本市「北京国際冬季運動博覧会」が10月15~17日、中国・北京市の首鋼会展中心で開催された。会場の展示面積は約1万5,000平方メートルで、300を超えるブランドが出展した。日本、オーストリア、ロシアなど海外企業も出展し、ウインタースポーツ関連製品やサービスを紹介した。

本展示会は、北京市が「2022年冬季オリンピック」招致時に国際社会に示した公約を実行する取り組みとして、2016年から開催されている。展示内容は中国で「氷雪経済」(注)と呼ばれる冬季スポーツ・レジャー関連産業全般となった。一般的なウインタースポーツ用品にとどまらず、降雪機や圧雪機、リフト、スノーエスカレーターなどの設備も展示された。

ジェトロは、日本企業の海外販路開拓を支援するため、オンラインカタログサイト「Japan Street」の広報事業の一環として、本展示会に初めてジェトロブースを設置した。ブースには、ウインタースポーツ用品やアウトドア関連商品を取り扱う日本企業4社が出展し、このうち1社はオンライン形式で参加した。また、会期中には来場者や関係事業者に対し、「Japan Street」への新規バイヤー登録を呼びかけた。

中国国家体育総局の「大衆氷雪消費市場研究報告書(2025~2026冬季)」によると、中国における2025~2026年の冬季期間におけるウインタースポーツ参加者数は3億800万人に達し、消費規模は前年比9.3%増の約2,050億元(約4兆9,200億円、1元=約24円)となった。また、インバウンドによる氷雪関連消費も拡大しており、2025年11月から2026年1月までの間に中国国内のスキー場を訪れた外国人観光客数は延べ125万5,000人に達した。

写真 ジェトロブースの様子(ジェトロ撮影)

ジェトロブースの様子(ジェトロ撮影)

写真 Japan Street新規バイヤー登録の様子(ジェトロ撮影)

Japan Street新規バイヤー登録の様子(ジェトロ撮影)

(注)氷や雪を活用した経済活動を指し、ウインタースポーツを中心に、氷雪観光、氷雪文化、関連設備・機器製造などの産業を含む総合的な経済体系。

(兪思珂)

(中国)

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