米ニューヨークで日本観光イベント開催、日本産食品の魅力を発信
(米国、日本)
ニューヨーク発
2026年10月01日
米国ニューヨーク(NY)市で9月22日、ジェトロとJFOODO(日本食品海外プロモーションセンター)などの協力の下、観光庁主催、農林水産省共催によるレセプションが開催された。訪日観光客の拡大や、日本産農林水産物・食品の輸出拡大を目的としたもので、食品・観光関連事業者や米国政府関係者、メディアなどを中心に約220人が参加した。
イベントは歌舞伎俳優の市川團十郎氏による歌舞伎実演から始まり、会場は盛り上がりを見せた。高市早苗首相からのビデオメッセージでは、世界文化遺産に登録された奈良県の「飛鳥・藤原の宮都」や2027年3月から横浜で開催される国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)のほか、会場で提供されたノングルテン米粉(注1)や各地の日本産食材を紹介した。
農林水産省輸出・国際局長の山口潤一郎氏は、米国のニュース専門テレビ局CNNによる日本産食品のテレビコマーシャルの放映や、9月23日から10月4日にかけておこなわれる「Japan Restaurant Week NYC 2026
」の開催を発表するとともに、日本食を通じて日本の食文化や地域の魅力を感じてほしいと呼びかけた。
市川團十郎氏(写真中央)による乾杯のあいさつ(観光庁提供)
ジェトロおよびJFOODOは、コメ、和牛、水産物をはじめとする食品・飲料の提供を通じて、日本食の魅力を発信した。農林水産省が任命する日本食普及の親善大使である小谷修一氏と、セルリアンタワー東急ホテルのエグゼクティブベーカーシェフを務める三沢徳明氏によるノングルテン米粉を使用した特別メニュー「ブリオッシュノア(菓子パン)」などが提供され、多くの来場者でにぎわった。また、健康志向やテイクアウト・デリバリー需要の拡大を背景に近年、米国で定着しつつあるおにぎりや、日本産焼酎・泡盛を使用したオリジナルカクテルも来場者の関心を集めた。
(左)提供されたメニューの一部、(右)来場者の様子(ジェトロ撮影)
ジェトロ、JFOODOおよび農林水産省による日本食PRのブースでは、メニューに使用されたノングルテン米粉やフラッグシップ輸出産地
(注2)のPR映像を放映し、食品とその産地の魅力を発信した。米国は、日本産農林水産物・食品の輸出額が国・地域別で最大の市場であることから、ジェトロは関係機関と連携し、日本食消費拡大に向けたプロモーションに取り組んでいる。
農水省・JFOODO・ジェトロブース(ジェトロ撮影)
(注1)日本米粉協会が運営する表示制度で、グルテン含有量が1ppm以下であることなどが確認され、認証を受けた米粉(日本米粉協会HP:https://www.komeko.org/nongluten/
)。
(注2)農林水産省が、海外の規制やニーズに対応して継続的に輸出に取り組み、輸出取り組みの手本となる産地として認定した輸出産地。
(清野華蓮)
(米国、日本)
ビジネス短信 ee026965bcb74466





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