インド・ベンガルールで宇宙テック展示会開催、初のジャパンパビリオンに日本企業8社が出展

(インド)

アーメダバード発

2026年10月02日

インド工業連盟(CII)が主催する宇宙テックの展示会「ベンガルール・スペース・エキスポ(BSX)2026」が9月7~9日、インド南部カルナータカ州ベンガルールにて開催された。共催には、インド宇宙研究機関(ISRO)やインド国立宇宙推進認可センター(IN-SPACe)などが名を連ねた。今回、宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの支援の下、初めてジャパンパビリオンが設置され、日本から8社が出展したほか、日本企業が登壇するカントリーセッションが開催された。

写真 ジャパンパビリオンでの集合写真(ジェトロ撮影)

ジャパンパビリオンでの集合写真(ジェトロ撮影)

展示会にはロケットや衛星に加え、宇宙用コンポーネント、地上局、衛星通信、地球観測データ、解析サービスなど、宇宙産業の上流から下流まで幅広い分野の企業・機関が参加した。主催者資料によると、250以上の企業・団体の出展、20カ国以上から2万人以上の参加が報告されている。約10年前に同イベントへ参加した日系企業からは、「国際的かつ多様な機関によるパートナー参加に対して隔世の感を覚える」とのコメントがあった。

JAXAおよび野村総合研究所(NRI)は会場内にジャパンパビリオンを設置し、アークエッジ・スペース、アイスペース、New Space Intelligence、スカパーJSAT、スーパーレジン工業、Synspective(シンスペクティブ)などが出展した。また9日には、JAXA、ジェトロ、IN-SPACeおよび企業関係者が参加するカントリーセッションが開かれた。前半ではIN-SPACeから宇宙分野での日印連携の重要性が強調され、ジャパンパビリオン出展6社が事業内容とインド企業との連携可能性を紹介した。後半のパネルディスカッションにはインフォステラ、スペースシフト、インドの衛星開発企業Dhruva Spaceなどが参加し、日印連携の具体的な実践について意見を交わした。

写真 カントリーセッションの登壇者集合写真(ジェトロ撮影)

カントリーセッションの登壇者集合写真(ジェトロ撮影)

インドの宇宙産業は、政府主導の研究開発を基盤としつつ、近年は民間企業やスタートアップが商用化を進める段階へ移行しつつある。展示会を機に、宇宙ビジネスにおける日印連携の発展が期待される。

(中舘尚人、林田勇太)

(インド)

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