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セルビア、総選挙で学生主体の新興政治勢力勝利、14年ぶりの政権交代
(セルビア)
ブダペスト発
2026年10月30日
セルビアで10月25日に総選挙が実施され、14年ぶりの政権交代が確実となった。セルビア選挙管理委員会(RIK)の発表によると、学生主体の野党勢力「学生リスト(SL)」が最多得票(224万6,423票、52.65%)を獲得し、アレクサンダル・ブチッチ前大統領(2026年9月27日に辞任)が率いるセルビア進歩党(SNS)の得票数(167万3,241票、39.22%)を大きく上回った。選挙結果を受け、学生リストを代表しラドミル・サイチッチ氏らが勝利宣言を行った。
セルビア国内では、2024年11月のノビ・サド駅の屋根崩落事故以降、政府の説明責任や汚職問題への批判が高まっており、学生主体の抗議活動が続いていた。学生リストは、今回の選挙期間中に20分野にわたる政策プログラム
を発表した。特に汚職対策や司法と行政の透明化の分野については、同政策プログラムの短縮版(セルビア語)において「セルビアかマフィアか」という章立てでまとめており、その注力ぶりがうかがえる。
なお、首都ベオグラードでは2027年5月15日~8月15日で2027年ベオグラード国際博覧会(万博)の開催が予定されており、日本は日本館出展に向けた公式参加契約を結んでいる。万博は、学生リストの政策プログラムにおいて、関連の特別法の見直しやその他大型公共投資と同様に独立委員会による再検証の対象とされている。一方、既に批准された国際協定についてセルビアは一方的な措置を取らないとしている。また、学生リストの筆頭候補であるイリヤ・スルダノビッチ氏は、BBCのインタビューに対し、「われわれは、これまでに引き受けた国際的な義務に従い、必要なあらゆる調整を行っていく」と述べ、既存の国際的な約束を尊重する姿勢を示した。
(藤嶋哲式)
(セルビア)
ビジネス短信 d959daed078a70a2





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