ジェトロ、静岡空港で韓国からの旅行客を対象に静岡県産品の受容可能性を調査

(日本、韓国)

浜松発

2026年10月09日

ジェトロは9月28~30日、富士山静岡空港で同空港の韓国行きフライト5便に搭乗予定の韓国からの観光客を対象に、静岡県産品の試食・試飲を通じた受容性調査を実施した。茶などの飲料、ドライフルーツ、焼き菓子などを扱う県内企業5社が参加した。

今回の調査は、ヒアリングで得た各商品に対する具体的な意見を商品改良や提案内容の見直しに役立て、海外バイヤーとの成約率の向上や越境ECでの販売拡大につなげることを目的に実施した。味やラベルデザイン、価格などに関してヒアリング調査を行い、韓国の消費習慣や商品への評価について約100人から回答を得た。

写真 ヒアリング調査の様子(ともにジェトロ撮影)

ヒアリング調査の様子(ともにジェトロ撮影)

各商品に対する回答者の主な声は次のとおり。静岡茶については、「韓国の緑茶より苦みが少なく飲みやすい」「コーヒーの代わりに食後に飲みたい」「脂っこい料理を食べた後に飲むとすっきりしそう」といった声が聞かれた。また、水出し緑茶についても、「冷たい緑茶は新鮮で面白い」と好意的に受け止められた。レモンピールについては、「親しみやすい味」と評価された一方、「食感がやや硬い」「もう少しさっぱりした方がよい」との意見も聞かれた。バウムクーヘンについては、「母親の作る甘い卵焼きのような味」という説明に対し、「韓国では卵焼きは塩味が一般的でイメージしにくい」との声があった。

参加企業からは、「商品の評価は総じて高かった一方、味や食感など、調査前に想定していた消費者の反応との差を実感できた」「海外市場向けの商品改良や訴求方法を検討する上で、多くの気付きを得られた」など、最終消費者の反応を今後の商品展開に生かす意向が示された。

ジェトロは、11月中に調査結果を分析し、参加企業に共有する予定だ。また、東アジアで広く利用されている越境ECプラットフォーム「Buyee」外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますで、本事業に参加した企業の商品のプロモーションを2027年2月末まで実施する予定だ。

(深津佑野、劉美暎)

(日本、韓国)

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