米テキサス州知事選挙で共和党現職アボット氏が予想外の苦戦、世論調査

(米国)

調査部米州課

2026年10月15日

米国の調査会社ReconMRは10月13日、テキサス州知事選挙などに関する世論調査結果(注1)を発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。同州知事選挙を想定した問いでは、共和党の現職グレッグ・アボット氏の支持率が48%と、民主党候補のジーナ・ヒノホサ州下院議員(47%)を1ポイント上回った。9月調査時は、ヒノホサ氏がアボット氏を4ポイント上回っていた。

アボット氏は共和党支持者の92%、ヒノホサ氏は民主党支持者の94%から支持を得ており、それぞれが所属政党の支持基盤を固めている。一方、無党派層ではヒノホサ氏(57%)がアボット氏(34%)を大きくリードする。アボット氏の州知事としての支持率は47%で、不支持率(50%)がこれを上回った。

ReconMRのシニア・リサーチ・アナリスト、リンジー・ヘンドレン氏は「アボット氏は、3期目を目指す知事としては異例の苦境に立たされている。州知事選挙は、予想よりもはるかに激しい争いとなっている」と述べ、「ヒノホサ氏には有権者への知名度をさらに高めるという課題があるが、アボット氏が3選を果たすためには、無党派層におけるヒノホサ氏のリードを切り崩す必要がある」と指摘した(「USAトゥデイ」10月13日)。

フロリダ州知事選の大学世論調査では、共和党ドナルズ氏が優位に

フロリダ州のステットソン大学が10月に実施した世論調査外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます(注2)によれば、フロリダ州知事選挙を想定した問いでは、ドナルド・トランプ大統領が支持するバイロン・ドナルズ連邦下院議員の支持率が52%と、民主党候補のデビッド・ジョリー元連邦下院議員(41%)を11ポイント上回った。

ステットソン大学政治学准教授兼世論調査センター(CPOR)の共同ディレクター、ケリー・スミス博士は、「共和党は引き続き優位に立っている」とした上で、「投票日が近づくにつれ、投票率が引き続き重要な要素となるだろう」と述べた。

一方、別機関の世論調査(注3)では、州知事選挙を想定した問いで、ドナルズ氏とジョリー氏の支持率はいずれも45%で並んだ。

選挙情報サイトのクック・ポリティカル・レポート(10月1日付)は、テキサス州およびフロリダ州の州知事選挙予想格付けについて、共和党にとって「かなり優勢」から「やや優勢」に変更した。

勝敗予想の格付けは、(当選)確実、かなり優勢、やや優勢、接戦の順となる。

(注1)実施時期は2026年10月5~8日。対象者はテキサス州の投票予定者617人。

(注2)実施時期は2026年10月1~9日。対象者はフロリダ州の登録有権者716人を含む成人826人。

(注3)フロリダ州の世論調査機関セント・ピート・ポールズが2026年10月5~7日、フロリダ州の投票予定者836人を対象に実施した。

(松岡智恵子)

(米国)

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