ジェトロ、西海岸最大級のティー・フェスティバルに出展、日本茶をPR
(米国、日本)
サンフランシスコ発
2026年10月07日
米国ワシントン州シアトルで9月26~27日、西海岸最大級のノースウエスト・ティー・フェスティバル(North West Tea Festival)
が開催された。主催者によると、2日間で約5,000人が来場し、2025年を上回る規模になったという。会場では50を超える出展者が、日本のみならず世界各国・地域の茶や茶関連製品をPR・販売したほか、茶に関するワークショップやセミナーも行われた。
開場前から列ができ、人気の高さがうかがえる(ジェトロ撮影)
ジェトロは、海外バイヤー専用オンラインカタログサイト「Japan Street」の広報ブースを設置し、日本茶のプロモーションを実施した。ブースでは、和紅茶に加え、水出しの煎茶、玄米茶、ほうじ茶といったコールドブリュー商品の人気が高かった。また、他の日本茶関連の出展者からは、麦茶やそば茶など穀物由来の茶への関心も高かったとの声が聞かれた。
来場者は試飲後、その場で購入できた。中には1年分をまとめ買いする来場者も見られ、「来年も出展するのか」といった声も聞かれた。また、オンラインでの購入方法を尋ねる質問も多く寄せられ、リピート買いの意向も確認できた。
(左)会場内の様子、(右)ジェトロブースでのPRの様子(ともにジェトロ撮影)
同イベントのボードメンバーであり、シアトルを拠点に全米で販路拡大に取り組む杉本製茶USA(Sugimoto Tea Company)の杉本恭平社長は、セミナーに登壇し、80周年を迎えた自社の歴史と日本茶の歴史を紹介した。20世紀前半には、現在を上回る量の日本茶が米国向けに輸出されていたことに触れた。その上で、「ここ数年の抹茶ブームを背景に日本茶の輸出は増加しているが、20世紀前半の水準には及ばない。一方で、中国や韓国など競合国による抹茶などの生産拡大も進んでおり、市場競争は激化している。今後は販路開拓や輸出支援に加え、日本茶ならではの文化やストーリーを発信し、日本茶全体の価値訴求につなげていく必要がある」と述べた。
杉本製茶USAの杉本社長による講演(ジェトロ撮影)
(芦崎暢)
(米国、日本)
ビジネス短信 97d052051ade7af6





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