ルルレモン、湖北省武漢市で物流センターを稼働
(中国)
武漢発
2026年10月01日
グローバルアパレルブランドのルルレモンは9月16日、中国・湖北省武漢市で物流センター(以下、センター)の稼働を開始した。同センターは、ルルレモンと中国物流大手の順豊エクスプレス(SF)が共同で構築したもので、中国では上海市、広州市に次いで3カ所目となる。
同センターは、ルルレモンの中国市場における小売りおよび電子商取引(EC)の物流需要の約50%に対応しており、運営体制の成熟に伴い、2026年内には主要な物流拠点として、18省市の計85店舗をカバーする見込み。EC分野では、同センターのカバー地域内における翌日配達率を99%にまで高めるとしている。また、SFによると、同センターにはルルレモン初となるグローバル総合サービスセンターが設置され、製品の裾上げやオーダーメイドなどのサービス機能を一元化し、全国のオンラインおよびオフラインの顧客へサービスを提供。これにより、顧客体験の向上を図る。設備面では、自動倉庫システムとSFの開発したスマート化サプライチェーンプラットフォームを高度に連携させており、保管密度は通常の倉庫の3倍以上、1時間当たりの総合作業効率は4,000箱超を超えるとしている。
ルルレモン中国・アジア太平洋地域の黄山燕総裁は同センターの稼働について、中国で長期的な事業基盤を築くための重要な一歩だと述べた。また、同社グローバル物流担当のラビ・チョウダリー上級副総裁は、SFとの連携により、強靭(きょうじん)性と柔軟性を兼ね備えたフルフィルメント体制(注)を構築し、同センターの稼働を通じて、製品、店舗、顧客をより効率的な方法で結びつけていくと述べた(「中国新聞網」9月20日)。
(注)通信販売やECにおいて、受注から商品発送までの業務プロセス全般のことを指す。
(高橋大輔)
(中国)
ビジネス短信 8f7e3f8f351368b6





閉じる