高知県、インド・ベンガルールの見本市に出展、日本酒と魚介でインド市場開拓
(インド、日本)
ベンガルール発
2026年10月08日
インド南部ベンガルール市内のKTPOコンベンションセンターで9月9~11日、酒類見本市「Brews & Spirits Expo 2026」(主催:PDA Ventures)が開催された。同展示会は回を重ねるごとに規模を拡大しており、第7回となる今回は出展企業社数が100社を超えた。
会場内にはジャパンパビリオンが設けられ、高知県(県ブース内に有光酒造場、松尾酒造の2社が参加)、土井酒造場(静岡県)、チョーヤ梅酒(大阪府)、濵田酒造(鹿児島県)、神楽酒造(宮崎県)、インドでの日本産酒類の普及に取り組むSake Mom Indiaの8社・団体が参加した。このほか、六甲山蒸留所(兵庫県)など単独ブースで出展する日本企業もあった。
ジャパンパビリオンの展示の様子(Sake Mom India提供)
このうち高知県は県として出展し、有光酒造場、松尾酒造の2社をブース内で紹介するかたちをとった。両社とも既に現地での販売を開始しており、有光酒造場は「Akitora Junmai」、松尾酒造は「Far Space Traveler」「Deep Ocean Traveler」の2銘柄をベンガルール市内で販売している。Sake Mom Indiaによると、会場では開催地のカルナータカ州にとどまらず、隣接するタミル・ナドゥ州やテランガナ州のバイヤーからも、取り扱いや今後の展開に関する具体的な関心が寄せられた。日本酒そのものへの関心に加え、レストランでの提供方法や料理との組み合わせまで含めて提案することで、具体的な商談につながりやすいと感じているという。
高知県は日本酒に加え、県産の魚介類のインド市場開拓・輸出拡大にも力を入れている。2024年7月にはベンガルールで、インド初となる高知県産水産品の賞味会を開催しており(2024年7月31日記事参照)、今回は展示会に合わせて、高知県産の魚料理と地酒を組み合わせたペアリングイベントを開催した。参加したインドのレストラン関係者からは、インド料理で多用されるハーブやナッツ、オイル、チーズなどの食材と日本酒の相性の良さに驚く声が聞かれた。
インドレストラン関係者向けのペアリングイベントの様子(Sake Mom India提供)
(石井佑志)
(インド、日本)
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