ホテル以外の外国人宿泊登記、全国でオンライン導入

(中国)

広州発

2026年10月01日

中国国家移民管理局は9月21日、「外国人に対するホテル以外の宿泊登記のオンライン手続きの全国導入に関する公告外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」を発表した。

中国では、外国人がホテル以外の住居に居住または宿泊する場合、入居・宿泊後24時間以内に本人または宿泊提供者が、居住地の公安機関で登記手続きを行わなければならない。本公告では、中国に滞在する外国人の生活利便性をさらに向上させ、宿泊登記手続きを円滑にする目的で、9月21日から全国でホテル以外に居住・宿泊する外国人向けの宿泊登記のオンライン手続きを導入した。これに先立ち、国家移民管理局は2026年3月20日に「外国人に対するホテル以外の宿泊登録のオンライン手続きの全国導入の試験的実施に関する公告外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」を発表し、同日から河北省、遼寧省、浙江省、湖北省、広西チワン族自治区、重慶市、四川省などの7つの省・自治区・直轄市で、試験的に外国人のオンライン宿泊登記を実施していた。今回はその試験結果を踏まえ、対象地域を全国へ拡大するものとなる。

外国人または宿泊提供者は、国家移民管理局の行政サービスウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます、国家移民管理局のアプリ、WeChat(微信)、アリペイ(支付宝)のミニプログラム上でオンライン宿泊登記が可能となる。一方で、居住地の公安機関の窓口でのオフラインによる宿泊登記も継続して利用できる。

オンラインで本人または宿泊提供者が登録を行うことができれば、窓口を訪れる必要がなくなり、利便性の向上が見込まれる。ただ、賃貸住宅など自宅以外に居住または宿泊する外国人が初めてオンラインで宿泊登記する場合、初回の宿泊登記は宿泊提供者の協力の下で行う必要がある。また、筆者が確認したところ、住宅取得時に登録された家主の本人確認情報と現在の本人確認情報が異なると、オンライン登録が完了できない場合があり、こうしたケースでは引き続きオフラインでの手続きが必要となる。

宿泊登記にあたっては、国家移民管理局のウェブサイトやアプリ内で「オンライン宿泊登録ガイド外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」が掲載されている。オンライン宿泊登記で疑問や問題がある場合は、国家移民管理局のホットライン「12367」に相談することが可能だ。

(西村京子)

(中国)

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