サウジアラビア、2027年から電力サービス料金を改定

(サウジアラビア)

リヤド発

2026年10月29日

サウジアラビア電力公社(SEC)は10月25日、同国の電力サービス料金の改定を発表した。改定後の料金は2027年1月1日から施行される。

改定後の電力サービス料金は、契約容量に基づく月額基本料金と、毎月の電力消費量に基づく使用量料金の合計額となり、消費部門により異なる料金が適用される。月額基本料金は今回の改定により新たに導入される。消費部門の区分は次のとおり。

  1. 住宅部門(一般用)
  2. 商業部門、民間医療施設、民間機関、民間事業所、私立学校
  3. 農業部門
  4. 工業部門
  5. 公共部門
  6. 慈善財団部門

住宅部門の月額基本料金は、契約容量が20アンペア以上100アンペア未満の場合で70リヤル(約2,891円、1リヤル=約41.3円)(注1)となる。使用量料金は、月間使用量が6,000キロワット時(kWh)までの場合は1kWh当たり21ハララ(注2)、それ以上の場合は1kWh当たり33ハララにて算出される。現行料金(注3)と比較すると、両料金帯とも3ハララ上昇する。

商業部門、工業部門の月額基本料金は共通で、契約容量が20アンペア以上100アンペア未満の場合は350リヤル、100アンペア以上200アンペア未満の場合は500リヤルとなる。商業部門の使用量料金は、月間使用量が6,000kWhまでの場合は1kWh当たり25ハララ、それ以上の場合は1kWh当たり35ハララとなる。工業部門の使用量料金は一律1kWh当たり23ハララである。現行料金と比較し商業、工業部門もそれぞれ1kWh当たり3ハララ引き上げられる。

各消費部門の月額基本料金および消費量ごとの料金段階の詳細については同社のウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますにて確認できる。

(注1)付加価値税(VAT)は含まれていない。

(注2)補助通貨。1リヤルは100ハララ。

(注3)2026年末まで適用される。

(平田若菜)

(サウジアラビア)

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