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共和党の地盤オハイオ州、知事選で接戦、アラスカ州知事選は民主党候補優位に、米世論調査
(米国)
調査部米州課
2026年10月29日
11月3日の州知事選挙に向けて、共和党の地盤であるオハイオ州、アラスカ州で共和党の苦戦が続く。
米国マサチューセッツ州ボストンのサフォーク大学は10月28日、11月3日のオハイオ州知事選挙などに関する世論調査結果(注1)を発表
した。民主党候補のエイミー・アクトン氏(医師)の支持率が48%で、共和党候補のビベク・ラマスワミ氏(44%、実業家)を4ポイント上回った。未定は3%だった。
ラマスワミ陣営が制作したアクトン氏への中傷的な広告は、その内容がセンシティブだったことから、共和党員を含む多くの人々から激しい非難を浴びた。同調査でも、この広告がきっかけで支持をアクトン氏からラマスワミ氏に変更したとの回答は1%にとどまるなど、広告の効果はほとんどなかったとみられる。また、ラマスワミ氏の方がよりネガティブな選挙戦を展開しているとの回答は50%で、アクトン氏の15%を大きく上回った。
アラスカ州知事選挙について、調査会社アラスカ・サーベイ・リサーチが10月下旬に実施した世論調査(注2)によれば、民主党候補のジョナサン・クライス・トムキンス氏(元州下院議員)が優勢だ。アラスカ州では、予備選で決定した上位4人の候補者が争う。4人の対戦を想定した問いでは、トムキンス氏の支持率が51%で首位になった。共和党候補のバーナデット・ウィルソン氏(31%、経営者)、デビッド・ブロンソン前アンカレッジ市長(12%)、トレグ・テイラー元同州司法長官(7%)が続く。さらに、上位2人の決選投票を想定した問いでも、トムキンス氏(民主党)の支持率が53%とウィルソン氏(共和党、47%)を上回った。
共和党のリサ・マコウスキー連邦上院議員(アラスカ州)は10月27日、民主党のトムキンス氏を支持すると表明した。マコウスキー氏は、トムキンス氏の超党派の姿勢を高く評価し、政治的立場を問わず、全てのアラスカ州民に同氏への支持を呼びかけた。マコウスキー氏は「われわれの未来は、党派間の対立によって停滞させてはならないほど重要だ」と述べ、「(トムキンス氏は)異なる視点を持つ人々の声に耳を傾け、われわれ全員が直面する課題を解決するために共通の基盤を見いだすことの重要性を理解している」と語った(「アラスカ・パブリック・メディア」10月27日)。
(注1)実施時期は2026年10月21~26日。対象者はオハイオ州の投票予定者500人。
(注2)実施時期は2026年10月23~25日。対象者はアラスカ州の投票予定者1,068人。
(松岡智恵子)
(米国)
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