ジェトロが大阪で日用品の輸出支援商談会を開催

(日本)

大阪本部海外ビジネス推進課

2026年10月08日

ジェトロは9月15~16日、輸出に意欲のある中堅・中小企業を対象に、国内商社を通じた日用品の海外販路開拓を支援するための商談会を大阪で開催した。関西地域を中心に、化粧品、美容雑貨、キッチン用品などを取り扱う61の国内事業者と、国内輸出商社10社が参加した。輸出商社が事前に商談希望先を選定し、126件の商談が実施された。

参加企業が外国語資料や動画で商品の特徴を訴求

アイザワデザイン(本社:大阪府)は、パスタ鍋「NewPastapot(X-pot)」を提案した。同商品は、独自の形状により少ない湯量で調理できる点が特徴だ。同社は、海外バイヤーとの商談や商社による再提案を想定して事前に作成した英語版と中国語版の商品カタログや解説動画を使い、鍋の形状や機能を説明した。これを受け、商社側からはパスタ鍋の独自形状や機能性への関心が示された。

写真 事前にマッチングしたバイヤーと対面式で行われた商談会の様子(ジェトロ撮影)

事前にマッチングしたバイヤーと対面式で行われた商談会の様子(ジェトロ撮影)

ラピス(本社:大阪府)は、歯科医院向け歯ブラシ「ワンタフトブラシ」および環境配慮型歯ブラシ「エコデント」を提案した。商談では、歯科医師や歯科衛生士から支持を得ていることや、歯科医療分野の有識者との接点があることを説明した。

また、専門家を通じた情報発信や越境EC(電子商取引)、公的支援を活用した海外向け販促動画の制作など、海外販路開拓に向けた取り組みも紹介した。商社は、商品の特徴に加え、こうした販促や販路開拓の取り組みにも関心を示し、同社と海外市場での販売方法について意見を交わした。

今回の商談会では、自社商品の強みや特徴を整理し、外国語資料や動画などを準備して、商社に具体的に伝えることの重要性が示された。また、商談は商品の魅力を伝えるとともに、商社が関心を持つ点や海外市場での販売方法を把握する機会にもなることから、そこで得られた知見を今後の海外展開戦略に生かしていくことの有効性がうかがえた。

写真 商品を手にとって踏み込んだ説明が行われた(ジェトロ撮影)

商品を手にとって踏み込んだ説明が行われた(ジェトロ撮影)

(大月咲衣、齋藤竜弥)

(日本)

ビジネス短信 5bcfa5bc45f55133