日本外務省、サウジアラビア・リヤド州などの危険情報をレベル3に引き上げ
(サウジアラビア、イエメン、日本)
調査部中東アフリカ課
2026年10月23日
日本の外務省
は10月22日、サウジアラビアのリヤド州、東部州(イエメンとの国境地帯を除く)、マッカ州、マディーナ州の危険情報を、レベル2「不要不急の渡航は止(や)めてください」からレベル3「渡航は止めてください(渡航中止勧告)」へ引き上げた。
ただし、外務省は企業・団体の取り組みなど、真にやむを得ない事情がある場合には、これら地域への滞在を妨げるものではないとしている。滞在する場合には、現地の危険情報や当局の注意喚起を踏まえて、危険な施設や地域への接近を避けるとともに、現地の日本大使館・総領事館と緊密に連絡を取り、必要かつ十分な安全対策を講じるよう求めている。
今回の引き上げは10月5日以降、イエメンの武装組織フーシ派によるサウジアラビアへの攻撃が激化し、今後の情勢を見通しにくい状況となっていることを踏まえた措置とみられる。
また、サウジアラビア民間航空総局(GACA)は10月22日、前日に起きた東部州のキング・ファハド国際空港への攻撃について発表した。負傷者は8人で、内訳はサウジアラビア人1人、インド人2人、イエメン人2人、バングラデシュ人2人、ネパール人1人。負傷の程度は軽傷から重傷までさまざまで、複数の病院で治療を受けている。GACAは、同空港の運営は既に再開されており、航空交通は通常の状態に戻っているとしている。
中東情勢の最新動向は「イスラエル・米国とのイラン衝突を巡る中東情勢関連情勢」を、最新の海外安全情報は外務省海外安全ウェブサイト「中東の海外安全情報一覧
」をそれぞれ参照されたい。
(林憲忠)
(サウジアラビア、イエメン、日本)
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