ドイツ、連邦大統領主催の市民祭で日本がパートナー国に、日本文化や日本食を紹介

(ドイツ、日本)

ベルリン発

2026年10月08日

ドイツの連邦大統領主催の市民祭(Bürgerfest)が9月4~5日に、ドイツ・ボンで開催された。市民の社会貢献活動をたたえる同市民祭は、2012年から毎年、ベルリンのベルビュー宮殿で開催されてきたが、同宮殿の大規模改修工事に伴い、2026年は初めてボンで開催された。

9月4日のレセプションには、環境保護、教育、スポーツ、地方政治、社会包摂、デジタル化、社会文化活動など、さまざまな分野で社会貢献に尽力する約2,500人が招待され、フランク=バルター・シュタインマイヤー大統領とエルケ・ビューデンベンダー大統領夫人から感謝の意が示された。9月5日は一般公開日として開催され、同伴者を含む約7,000人分のチケットが完売するなど高い関心を集めた。会場では、音楽、ダンス、スポーツ、朗読など、多彩なステージプログラムが実施された。

写真 メイン通りに出展した日本食ブースが来場者の注目を集めた(ジェトロ撮影)

メイン通りに出展した日本食ブースが来場者の注目を集めた(ジェトロ撮影)

今回、日本がアジア初のパートナー国に選ばれ、「Musubu(結ぶ)」をテーマに、和太鼓、居合道、書道などの日本文化や日本食を紹介する多彩なプログラムが披露された。日本ブースには、ドイツ語圏日本学術振興会研究者同窓会(JSPS-Club外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)、ケルン日本文化会館外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます、日本政府観光局(JNTO外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)、日立外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますなどが参加した。また、飲食のブースではアース東京(EArth Tokyo外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)&バクバク(BakuBaku外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)が共同ブースでラーメン・牛丼を提供したほか、KIBUN Europe外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます(紀文ヨーロッパ)によるおでん、Wakana Creative Asian Food外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます(ワカナ・クリエイティブアジアンフード)によるカレー、Otafuku Sauce外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます(オタフクソース国際事業本部海外営業部パリ支店)によるお好み焼きが提供され、ジェトロも日本食ブースの運営をサポートした。書道の体験ができるケルン日本文化会館のブースや、日本食ブースには常に長い行列ができるなど、多くの来場者が日本食や日本文化に関心を寄せ、大きな反響が見られた。日本食ブースの出展事業者からは「日本食を、ドイツの幅広い層のゲストに試してもらう良い機会になった」「ベジタリアン用のメニューの人気が非常に高かった」といったコメントがあった。

写真 日本ブースを訪問した大統領夫妻(中央)と、城内日本成長戦略担当相兼内閣府特命担当相(左)、志野大使(右)(ジェトロ撮影)

日本ブースを訪問した大統領夫妻(中央)と、城内日本成長戦略担当相兼内閣府特命担当相(左)、志野大使(右)(ジェトロ撮影)

また、日本から参加した城内実日本成長戦略担当相兼内閣府特命担当相および志野光子・駐ドイツ日本大使が、シュタインマイヤー連邦大統領夫妻を日本ブースに案内し、日本食を実際に試食する機会も設けられた。日本がパートナー国として参加した今回の市民祭は、日本の文化・食をドイツの幅広い層に紹介するとともに、日独交流を促進する貴重な機会となった。

(西村明子)

(ドイツ、日本)

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