9月の中国自動車販売、輸出台数とNEV販売比率はともに過去最高
(中国)
上海発
2026年10月16日
中国自動車工業協会(CAAM)は10月12日、2026年9月の自動車販売台数(注1)が前年同月比8.4%減の295万6,000台だったと発表した。減少幅は8月の5.1%から3.3ポイント拡大した。国内販売は26.0%減の190万4,000台となった一方、輸出は61.4%増の105万3,000台となり、単月としては過去最高を更新した。
新エネルギー車(NEV、注2)の販売台数は13.6%増の182万3,000台で、自動車販売台数全体に占める割合は過去最高の61.6%に達した(「新浪財経」10月13日)。
2026年1~9月の自動車販売台数は前年同期比4.5%減の2,327万1,000台だった。このうち、国内販売は22.4%減の1,506万6,000台、輸出は65.8%増の820万5,000台だった。
部門別にみると、同期間の乗用車販売台数は前年同期比6.1%減の1,996万台、商用車は6.2%増の331万1,000台だった。乗用車市場における中国ブランド車のシェアは73.9%と、前年同期から4.9ポイント上昇した。外資系ブランドでは、ドイツ系が9.4%、日系が7.7%、米国系が6.8%、韓国系が0.8%だった。
CAAMは、国内自動車市場が引き続き下押し圧力を受け、改善がみられない一方、輸出は高い伸びを維持し、NEVの販売比率も上昇しているとして、市場は「内冷外熱」の状況にあるとの見方を示した。2026年第4四半期は業界がおおむね安定的に推移し、輸出は引き続き増加すると予測した。今後は買い替え支援策の効果や消費促進活動を背景に、国内販売の減少幅は縮小するとの見方を示した。
(注1)国内販売と輸出の合計。
(注2)バッテリー式電気自動車(BEV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)、燃料電池車(FCV)の合計。
(何倩倩)
(中国)
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