ジェトロ、米シカゴの国際製造技術展「IMTS」にジャパンパビリオンを出展

(米国、日本)

シカゴ発

2026年10月06日

米国イリノイ州シカゴで9月14~19日、世界4大工作機械展示会の1つ国際製造技術展「IMTS 2026」外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますが開催された。IMTSは隔年で開催され、世界各国・地域の工作機械メーカーをはじめ、自動車、航空宇宙など幅広い製造業関係者が集まる北米有数の展示会だ。主催者によると、今回は米国全土や123カ国・地域から9万1,295人(前回比2.6%増)が来場し、1,788社が出展した。

日本からは、オークマ、ファナック、安川電機、ヤマザキマザックなどが出展した。各社は工作機械やロボット単体の性能訴求に加え、人工知能(AI)、ロボット、自動搬送装置などを組み合わせた自動化・省人化ソリューションを示すなど、人手不足への対応や生産性向上を重視する北米における製造業の需要を反映した展示が目立った。会場全体を通じても、自動化に加え、工作機械の稼働データの可視化や生産管理システムとの連携など、製造現場のデジタル化をテーマとした展示が多くみられた。単独出展した日系機械部品メーカーや製造業向けソフトウエア企業からは、「搬送の自動制御技術に対する問い合わせや商談が多くみられた」「人手不足や人件費上昇の課題を背景に、AI活用技術への関心が高かった」といった声が聞かれた。

写真 ジャパンパビリオンの様子(ジェトロ撮影)

ジャパンパビリオンの様子(ジェトロ撮影)

ジェトロは2018年以来、8年ぶりにジャパンパビリオンを設置した。精密加工技術、工作機械関連機器、計測・検査機器、自動化・省人化ソリューション、産業用部材などの分野から、グローバル製造業の高度化を支える日本の中堅・中小企業10社が出展した。会場には、ほかにもドイツ、チェコがパビリオンを設置した。

ジャパンパビリオンでは、多くの来場者との商談や情報交換が行われた。出展企業からは、「省人化、生産性向上、製造工程の自動化を求める顧客が多く、多くの関心や引き合いが寄せられた」「製造現場のデジタル化・DX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組む企業との商談を実施できた」との声が聞かれた。

次回は2028年9月11~16日、米国イリノイ州シカゴで開催される予定だ。

写真 商談の様子(ジェトロ撮影)

商談の様子(ジェトロ撮影)

(望月紀花、村山裕紀)

(米国、日本)

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