ジェトロ、西安市で日本・日系食品関連商談会を開催

(中国、日本)

北京発

2026年10月06日

ジェトロは9月23日、中国チェーン経営協会(CCFA、注1)と共催で、陝西省西安市内のホテルにおいて、西安市とその周辺地域のスーパーマーケットや飲食チェーン店と、日本産食品、飲料、酒類などを取り扱う日系食品企業・代理店との商談会を開催した。

中国西北地域における日系食品企業の販路開拓と認知度向上を目的に、日系食品企業・代理店42社が出展し、調味料、酒類、飲料、加工食品など計555SKU(注2) の商品を展示した。CCFAが招聘(しょうへい)したスーパーマーケットや飲食店など51社から78人の参加に加え、ジェトロが招聘したバイヤー(輸入・卸売業者、販売代理店、飲食店関係者など)が110人以上来場した。出展企業は来場者に対し、試飲・試食を交え商品を紹介した。

会場では、ホテルシェフが日系企業11社の出展商品を活用した計11品のメニューを披露し、中国飲食市場を対象とした日本食材の活用方法を提案した。

商談会に参加した日系食品企業からは、「日系企業の多くは西安など中国の西北地域における販路が少ないため、今回の出展により今後の販路開拓につながることを期待している」との声が上がった。また、バイヤーからは、「試食の企画に日系企業のこだわりを感じられ、商品の活用提案も非常に優れている」と、商談会の内容を評価するコメントが寄せられた。

商談会に先立ち、ジェトロとCCFAは、日系食品企業との意見交換会を開催した。CCFAの調査担当者は中国国内のスーパーマーケットの最新動向を紹介し、「中国の食品市場は大きな変化の中にあり、スーパーの売上高に占める調理食品のシェアが高まっている」と説明した。また、「現在、中国国内の多くのスーパーには、食材を購入後にその場で調理できるスペースや、消費者が食事をするエリアも設置されている。このような取り組みは、特に若い消費者から人気を集めている」との見方を示した。

写真 商談会の様子(ジェトロ撮影)

商談会の様子(ジェトロ撮影)

写真 (左)ホテルシェフが開発したメニュー、(右)意見交換会の様子(ともにジェトロ撮影)

(左)ホテルシェフが開発したメニュー、(右)意見交換会の様子(ともにジェトロ撮影)

(注1)1997年に中国商務部の指導下で設立された小売・飲食業界の全国規模の業界団体。国内のチェーンストアやフランチャイズ企業を取りまとめる業界団体の1つで、政策提言や基準策定、情報提供、人材育成、国際交流といった多岐にわたる活動を通じて、小売・飲食業界の発展の促進、企業間交流と協力の強化、政府と企業の橋渡しなどを行っている。

(注2)SKUは、Stock Keeping Unitの略で、受発注や在庫管理を行う際の最小単位。

(謝子驕)

(中国、日本)

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