ジェトロ、「バンコク日本博」で日本の化粧品・美容関連商品をPR、EC活用で販路開拓

(タイ)

バンコク発

2026年10月09日

ジェトロは8月28~30日、タイ・バンコクのクイーン・シリキット国際会議場で開催された「バンコク日本博2026」に、初めてジェトロパビリオンを設置し、日本の化粧品・美容関連商品のプロモーションを実施した。同ブースには32社が出展し、タイ市場での認知度向上と販路開拓に向けて、自社商品の魅力を発信した。期間中、約1万2,000人が同ブースを訪れた。

バンコク日本博は、バンコク日本博実行委員会が主催する、タイで最大規模の総合日本展示会だ。日本の製品・サービス、観光、教育、食、エンターテインメントなど幅広い分野を紹介する展示会で、日本企業・団体が、タイ市場に向けて情報発信する場となっている。2026年で11回目の開催となる今回は、会期全体で13万9,831人が来場した。

EC活用による販路開拓を支援

ジェトロブースでは、スキンケアやヘアケア用品、美容雑貨などを展示し、商品の説明や体験コーナーを設置した。会場での直接販売は行わず、QRコードなどを通じて来場者をEC(電子商取引)サイトへ誘導し、オンラインでの購入を促した。また、イベント開催前にはKOL(キー・オピニオン・リーダー)による情報発信を行ったほか、会期中にはライブコマースも実施し、オンライン販売の促進を図った。

来場者からは、「日本の化粧品は品質が高く、安心して使用できる」といった声が寄せられた。また、50代の来場者からは「日本旅行の際に購入して以来、日本製品を愛用している」とのコメントもあり、日本製化粧品に対する認知度や信頼の高さがうかがえた。出品企業によるサンプル配布も好評で、若年層の来場者からは、「さまざまな日本製品を試すことができる良い機会になった」との声が寄せられた。

タイでは、美白化粧水やクリーム、日焼け止めなどへの需要が高く、ASEAN有数の化粧品市場となっている。加えて、ShopeeやLazadaなどのECプラットフォームやTikTokやFacebookなどを活用したデジタルマーケティングが広く普及していることから、化粧品販売においても、オンラインチャネルの重要性が高まっている。

今回の事業では、日本製化粧品の品質や機能性への高い関心が確認された。特にスキンケア用品では、会場での商品体験をきっかけに、ECサイトへの誘導や購買につながるケースも見られ、ECを活用した販路開拓の有効性もうかがえた。

写真 バンコク日本博のオープニングセレモニーの様子(主催者提供)

バンコク日本博のオープニングセレモニーの様子(主催者提供)

写真 ジェトロブースの様子(ジェトロ撮影)

ジェトロブースの様子(ジェトロ撮影)

(若林香奈、對馬芽生子)

(タイ)

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